1~3番人気馬が5勝の異変?【小倉圭輔】

月曜のWIN5
2セット買いではなく2頭×1頭×7頭×6頭×1頭のフォーメーションで8400円買えば当たっていたわけですが、しょうがないですね。

19160円という低配当なので、こういう安い組み合わせをあえて外して買うほうが、WIN5を買い続ける上でトータル回収率的にはいいですよ、というのが私の理論なので。

ただ今回のような1~3番人気馬が5勝する組み合わせのWIN5が今年になって今回で3回目と出現頻度が増えているのは気になるところです。

昨年や一昨年は年間で4回しか5桁配当はなかったので、現時点では相当な出現率アップと言えます。

ただそれも現時点での話であって、このあと今年中に1回しか5桁配当が出現せず通年では昨年や一昨年と同じになる可能性もあるわけで、一番よくないのはこういう安い配当の出現頻度がアップしたことで一応安い組み合わせもおさえておこうと考えることでしょう。

3ヶ月に1回ペースが月1ペースになったとしてもあえて買わないほうがいい配当だと思います。

 

小倉圭輔(おぐら けいすけ)1983年新潟県生まれ。13年競馬最強の法則WEBコンテンツにて予想家デビュー。「100円均等買いでも年間回収率100%を超えられる理論・馬券術こそ正しい理論・馬券術」との考えからフラットメソッドを完成させ13年の年間回収率151%を筆頭に安定して年間回収率100%を超えている。2017年1月に夢の4億円をつかむ WIN5 戦略シート ザ・ミリオン (競馬道OnLine ポケットブックシリーズ) を発表。

10ミリオンを狙う場合1ミリオンは捨てなければならない【小倉圭輔】

私の理論の10ミリオン狙い、前半1,2レースと後半3~5レースそれぞれ1レースずつで人気薄が1勝する組み合わせを狙う2レース荒れ狙いだが、10ミリオンを狙う場合、当然のことながら1ミリオン、1レース荒れは捨てなければならないということになる。

先週が正にそういう選択を迫られるWIN5だった。

対象2レース目に単勝オッズ1.5倍のグレーターロンドンが出走しており、無条件で勝率5割程度ある単勝オッズ1倍台馬(オッズが安ければ安いほど勝率は高い)が出走している場合には1頭で買ってもいいというのが私の理論なので、ここをこの1頭とした場合、10ミリオンを狙うなら必然的に1レース目で人気薄が勝つ組み合わせを狙うことになる。

つまり1レース目で人気薄を買い、2レース目は断然人気1頭にし、3~5レース目いずれか1レースで人気薄、残る2レースで1~3番人気馬という組み合わせを3セット買うという考え方になる。

結果1レース目が手頃な頭数だったこともあってか人気サイドの3番人気馬が勝ち対象5レース目の1つ荒れで31万という配当のWIN5になった。

1ミリオン、1つ荒れのWIN5の場合、3~5レース目のいずれかで人気薄が勝つ確率は3,4レース目が若干優位とは言えほとんど差がないのだが、個人的には印象を含め5レース目荒れの1ミリオン、1つ荒れを狙うのはあまり効率的とは考えておらず、5レース目荒れを狙うなら10ミリオン、2つ荒れを狙ったほうが出現率・配当面から効率が良いというのが基本的な考え方になる。

特に対象5レース目がGⅠなど出走馬のレベルが高い場合には強く言えるが、先週の対象5レース目は牝馬限定GⅢのハンデ戦といういかにもという条件ではあった。

予算を1万円程度で買う場合には1ミリオン狙い、それ以上で買う場合には10ミリオン狙いというのが基本的な考え方ではあるが、先週のような状況で上記のように10ミリオンを狙い、結果1ミリオン、1つ荒れだった場合に割り切れるかどうかというのもポイントだろう。

対象1レース目の出走頭数であるとか対象5レース目の条件などを考慮して臨機応変に対応できれば一番良いとは思う。

 

小倉圭輔(おぐら けいすけ)1983年新潟県生まれ。13年競馬最強の法則WEBコンテンツにて予想家デビュー。「100円均等買いでも年間回収率100%を超えられる理論・馬券術こそ正しい理論・馬券術」との考えからフラットメソッドを完成させ13年の年間回収率151%を筆頭に安定して年間回収率100%を超えている。2017年1月に夢の4億円をつかむ WIN5 戦略シート ザ・ミリオン (競馬道OnLine ポケットブックシリーズ) を発表。

2017年2月のWIN5【小倉圭輔】

2月のWIN5結果

ちょっと遅くなってしまったが、という結果だった。
私の本の主題である2セット・1万円程度で当てる1ミリオンの理論に合致したのは2/12。
対象4レース目の京都記念に単勝オッズ1倍台のマカヒキが出走していたが、ここをマカヒキ1頭にしていなければ的中していたのではないか。

個人的にはオッズ的にもだが、フラット指数的にマカヒキからの勝負レースでマカヒキ1頭にしていたため、マカヒキが勝っていれば当たっていたという結果だった。

ちょっと話が脱線するが、今回の短期免許期間中のムーア騎手は全体的に勝っても負けてもスタートが下手だった印象がある。スタートをボコッと出て、内に潜り込んでロスなくインを回って・突いて、伸びるか・届くか、みたいな競馬。
思えば香港Cもそんな競馬だったし、秋にまた来日することがあれば、あるいは海外の馬券を買う際には注目というか注意したい印象を持った。

WIN5に話を戻すが、私の本の10ミリオンの考え方なら2/19と2/26が的中していた可能性がある。
1,2レース目と3~5レース目を前半・後半と分けて考え、前後半それぞれで人気薄が1勝するというものだが、予算を1万円程度に限らない場合にはやはり出現率的にも配当的にもこちらをメインで狙うべきかもしれない。

詳しくは本に書いてあるが、1,2レース目から人気薄が勝つと以降3,4レース全て人気サイドが勝つという可能性は低い。(3/5で出現したが今年初)つまり、金額を絞って買う場合には1,2レース目は目をつぶって人気サイドから、金額を絞らない場合には前半1,2レース目からどちらかで人気薄を狙い、後半3~5レースのどれかでも人気薄を狙うという考え方が基本的には効率的な狙い方と言える。

小倉圭輔(おぐら けいすけ)1983年新潟県生まれ。13年競馬最強の法則WEBコンテンツにて予想家デビュー。「100円均等買いでも年間回収率100%を超えられる理論・馬券術こそ正しい理論・馬券術」との考えからフラットメソッドを完成させ13年の年間回収率151%を筆頭に安定して年間回収率100%を超えている。