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Archive for 2020年9月18日

京成杯AHから見た馬の気持ちとリズムの大事さ!!

横山典弘という騎手は、つくづく凄い騎手だなぁ・・と思いました。中山の開幕週を飾る「京成杯A・H」。1番人気はルメール騎手のアンドラステ。そして3歳馬のルフトシュトロームが2番人気。

私は先の関屋記念で◎を打ったトロワゼトワルを再び本命。同じ逃げタイプの3歳スマイルカナがいるので、この馬と兼ね合いがカギだと一瞬考えましたが、スマイルカナは大外16番枠。直前の米子Sで3番手から直線先頭で快勝。今回も同じ手に出るに違いないと推測。となると、トロワゼトワルの一人旅だ!昨年に続き連覇の可能性大だろうと、強気の読みをしていました。

ところが、ところがです。ゲートが開いてスーっと前に出て行かないのです。そうこうしていると内からボンセルヴィーソ、ジャンダルムが出て行き先行態勢。これを見たスマイルカナの柴田大騎手がゴーサイン。サッと仕掛けると外から一気に先頭。トロワゼトワルの横山典騎手もこれに続くように2番手に進出。これで流れが落ち着きました。前半の半マイルが46秒7。1000m通過が58秒3と、開幕週としては比較的先行組にとっては有難いペース。

3番手にボンセルヴィーソ、アストラエンブレム、ジャンダルム、そしてシゲルピンクダイヤと続きます。1番人気のアンドラステは中団のイン。同じように2番人気のルフトシュトロームも中団の内で揉まれています。

 直線に入りマイペースに持ち込んだスマイルカナに、2番手のトロワゼトワルがジワジワと迫ります。その直後にいたボンセルヴィーソが前2頭の外から差を詰めて来ました。

ゴール前は激しいデットヒート。そして逃げ切りを狙うスマイルカナか、その外に馬体を併せたトロワゼトワルか、はたまた一番外から脚を伸ばしたボンセルヴィーソか。

3頭が横一線で並んだゴール前は、ハナ差でトロワゼトワルに軍配。逃げ粘ったスマイルカナが2着。そして一番外のボンセルヴィーソがハナ差で3着。

ゴール板を過ぎると、すぐさま鞍上の横山典騎手は右手で、トロワゼトワルの首の辺りをポンポンと愛情表現で労を労っていました。

「今日は、落ち着いていて、馬の気分を損なわないようにしてリズムを大事に乗りました。一年前に勝ったときとは随分と大人になりました」と、横山典騎手が勝利者コメント。

 

3着のボンセルヴィーソまでは目が届きませんでしたが、一応、予想している者としては印的に嬉しい◎〇で決着。単勝720円。馬連2050円が馬単4790円也。  

それにしても、馬の気分を損なわないようにと心がけた横山典騎手に、今年もひと際大きな拍手を送りたいと思います。  

超スローで最後は決め手の勝負!その結末は・・!!

これが「新潟記念」なのか!超スローの展開で結末はゴール前外から追い込んで来た馬に凱歌。

ハンデ頭は58kを背負ったカデナ。他はすべて56k以下。晩夏の新潟の名物レース「新潟記念」。優勝は中団の外で1番人気のワーケアの動きを直後で見ていたブラヴァス(2番人気)が、ラスト200mで直線外からグングン伸びて、二枚腰で粘るジナンボー(3番人気)をゴール寸前でアタマ差捉えて優勝。初重賞制覇でした。

強力な逃げ馬が不在。押し出される形で先頭に立ったウインガナドル。私はジナンボーがスンナリと2番手だろうと見ていたら、ところがこのジナンボーは、不覚にも出遅れて最後方。サンレイポケットも出負け。後方に置かれます。

       

ところが、新潟最終日でボコボコしたインサイド寄りを各馬が避けたので、前がポッカリ開いたインサイドを、ジナンボーがスルスルと前に出ると、早くも3コーナーで逃げるウインガナドルに変わり内から先頭に立ちます。3番手以下が少し離され気味。

好位にサトノダムゼル、アールスター、そのあとにワーケア。その後の中団に外からブラヴァス。後方の馬群の中にピースワンパラディ。傍にはサンレイポケット。さらに最後方の中にカデナとサトノガーネットが待機。

前半の5ハロンが61秒9。予想した通り超スローで展開して行きます。先頭から最後尾までギューと一団の展開になって来ました。

   

直線で内から中央に持ち出したジナンボー。その外にウインガナドルとサトノダムゼル。そこからジナンボーの真骨頂の二枚腰。ラスト200mを切った辺りから大外のブラヴァスと、その外のサンレイポケットの伸び脚が目立ちます。

ゴール前は逃げ込んだかジナンボー。それにピッタリと並んだブラヴァス。一番外のサンレイポケットはやや不利。外ラチ沿いに追い込んだサトノガーネットは4着。

判定はアタマ差でブラヴァスに軍配。そしてジナンボー、サンレイポケットが2、3着。先行した馬の中でジナンボーが2着と頑張りました。

 

インがガラリと開いた展開。しかも、スローでラスト3ハロンが33秒1の決め手勝負。この決め手の勝負が長い直線の新潟で、ブラヴァスのフルに持ち味が生きた気がします。イン有利の開幕週の高速決着とは逆のパターンです。1番人気のワーケアはルメール騎手を背に10着と大敗。

優勝したブラヴァスはキングカメハメハとヴィルシーナの配合。また、2着のジナンボーはディープインパクトとアパパネの配合で、まさに超良血2頭。これから秋に向かって大いに楽しみな両馬です。