紫苑S〇◎▲の決着に「嗚呼!」の溜め息・・

嗚呼!なんとハナ差負け!その時は“よし!”悪くても同着だろう!と、私は見ていたのですが、ハナ差2着でした。 GI秋華賞のトライアル戦「紫苑S」。私は絶対の自信を持っていた馬がいました。フェアリーポルカです。 あの粒ぞろいだったオークストライアルのフローラSで、致命的な東京芝2000mの18番枠。開幕週でこの枠は絶望的。終始4頭分の外をまわりながら、それでもゴール前で先頭に立つ場面。結果、無念の5着。僅か0秒1差の5着。大接戦でした。 「賞金が1000万で2勝クラス。3着以内に入る相当な自信がなければ、自己条件を捨てて、今回のようなステップはとらないはず」と、私は推測していました。 馬体は18k増。これは間違いなく成長分。迫力を増した素晴らしい馬体の造りに見えました。 1番人気のカレンブーケドールが積極策の2番手。それを2番人気のパッシングスルーが3番手でカレンブーケドールを徹底マーク。その後ろのインに6番人気のフェアリーポルカ。 直線入り口で抜群の手応え。鞍上の三浦騎手のゴーサインを待つフェアリーポルカ。ところが、逃げたメイクハッピーとカレンブーケドールが邪魔になり、追い出しを待たされる不利。まともなら一気に叩き出して突き抜ける勢いでしたが、早目に追い出しをかけたエンジン全開のパッシングスルーに外から差し込まれる結果となりました。 私の予想は〇◎▲の順。◎〇▲であれば、馬単73.5倍。3連単は2万8840円!嗚呼、ハナ差、やはり嗚呼なのであります。

玉砕的なペースでレコード勝ち!予想を超えるサプライズ!!

場内をアッと言わせた「京成杯オータムH」。そのアッと言わせた主人公が、横山典騎手が騎乗したトロワゼトワル(4番人気)。強力な逃げ馬を欠いていたことから、意表をついてトロワゼトワルが主導権。他が追いかけて来ないことを分かっているかのように、2ハロン目から10秒6-10秒4-10秒9。別次元の逃走劇。まるで6ハロン戦のような大逃げに打って出ます。

前半3ハロンが33秒3。半マイルが44秒2で、1000m通過が55秒4。そして1200m通過が1分6秒8。まさに信じられない玉砕的なペース。当然、これについて行くような馬がいません。2番手追走のプールヴィルと大きく水が開きます。おそらく3コーナーでは10馬身以上もあったでしょうか。

この日の1番人気のグルーヴィットは好位置5番手をキープ。その前には内から2番枠のジャンダルム、そしてディメンシオン。その直後にグルーヴィットとハーレムライン。

中団のインに発馬が一息だったクリノガウディー。そしてカルヴァリオ、キャプテンベリーも中団に待機策。ストーミーシー、プロディガルサン、ロードクエストは例によって後方で末脚を温存。

玉砕的とも思える一方的な逃げで、後続を幻惑させたトロワゼトワル。4コーナーに入ってからも前半の大きなセフティーリードの勢いを保ったままでしたが、さすがに中山名物の急坂を前にして、これは引き下がるだろう、と見ていたら、なんとここからがトロワゼトワルの信じられない二枚腰。追いすがる後続馬を尻目に堂々3馬身半差のワンサイドの独走。そして1分30秒3の圧巻のレコード勝ち。

前半の半マイルが44秒2に対して、後半の半マイルは46秒1。さすがに後半は応えたようですが、それにしても3馬身半差のレコード勝ち。大したものです。

「こんな馬場を考えれば決して速くないんです」と騎乗した横山典騎手。馬場とメンバーを読んだ好騎乗でした。

2着に3番手を追走したディメンシオン。クビ差で同じく3番手をキープしたジャンダルムが3着。まさに高速決着の前残り競馬でした。

1番人気のグルーヴィットは5番手を追走したものの直線で息切れして失速。11着と敗退。前走の中京記念では雨の中の優勝。時計を要する馬場で持ち味をフルに生かせたようでしたが、高速決着の馬場は不向きなようです。

同様に中京記念2着のクリノガウディー。朝日杯FS2着の実績馬で、私も期待していたのですが、スタートで、やや後手にまわり中団のインで待機。終始前がカベになり、4コーナー手前で外に出すことが出来たもののここでもスムーズさを欠いて7着まで。とはいえ2着馬と0秒3差と僅か。不完全燃焼だったことから次走は目を離せません。