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現在の女傑が4馬身差の独演会!10億円突破の偉業!!

  現在、令和の女傑とも言われるアーモンドアイ。有馬記念以来の実戦、そして桜花賞以来のマイル戦。それらの課題も彼女にとっては、なんら敵ではありませんでした。

  注目の牝馬限定のGI「ヴィクトリアマイル」。単勝1.4倍と圧倒的な人気に推されたアーモンドアイ。鞍上は名コンビ、GI請負人C・ルメール騎手。その彼がレース後に言います。

「落ち着きが出て大人の女性になって来た」とコメント。そして「アーモンドアイはもう負けません!」と。

ゴール板前を余力たっぷりに4馬身差。それはまさに独演会でした。時計が1分30秒6、ラスト32秒9。まさに非の打ちどころがない世紀の大快走となりました。

何が何でも先手にこだわったトロワゼトワル。2番手のコントラチェックを振り切って快調に飛ばします。半マイルが45秒6、5ハロン通過は56秒7。緩みないペースです。大外枠からサウンドキアラ(4番人気)が、ジンワリと外から好位3、4番手に進出。

それら先行馬の動きを見ながら中団の外を気持ちよさそうに追走。そのアーモンドアイの後ろが大変でした。ダノンファンタジー、ノームコア。内からラヴズオンリーユー、シゲルピンクダイヤ。そしてプリモシーンに外にスカーレットカラー。

後続を離し気味に飛ばしたトロワゼトワル。鞍上の三浦騎手は調教で、ルメール騎手に変わってアーモンドアイに騎乗。そしてアーモンドアイの素晴らしさを感じとっていた彼は、思い切った逃げでトロワゼトワルに取っても、なにより後ろに控えるアーモンドアイに取っても援護射撃になると考えたとしても違和感はありません。

そして逃げまくったトロワゼトワルも最後まで良く頑張りました。2番手のコントラチェックは脱落。3番手で仕掛けのタイミングを計っていたサウンドキララが一気に仕掛けて直線先頭に立ちます。

と同時にアーモンドアイが動きます。しぶとく伸びる3番手のノームコアの外に、ルメール騎手の手綱は動かずアーモンドアイが並んできました。 ラスト200mで先頭に躍り出たアーモンドアイ。そこからは無敵の強いアーモンドアイがいました。軽く仕掛けると一気に突き放しにかかります。2馬身、3馬身、4馬身。ルメール騎手の手綱は動かず、まさにワンマンショー、4馬身差の独り舞台でした。

余裕綽々にマイル1分30秒6、昨年ノームコアが樹立したレコードに0秒1差。凄い馬です。

2着争いが激戦。4番人気のサウンドキアラが二枚腰でなんとか2着。ゴール寸前で肉薄したノームコア(5番人気)が3着。そして必至に粘ったトロワゼトワルが4着。ダノンファンタジーが5着。久しぶりのラヴズオンリーユー(3番人気)は7着。2番人気のプリモシーンは8着と敗退。

その末脚に期待したスカーレットカラー(7番人気)は、直線中程で手前の変え方がぎこちなく、放棄したような走りで15着。無事であることを祈るばかりです。

優勝したアーモンドアイは、その賞金が10億円を突破。ルメール騎手の言う「もう負けない」で、これからどれだけ賞金を加算できるのか、まさに女傑アーモンドアイが、アーモンドアイたる所以です。

 

NHKマイル男のM・Dが会心のGI制覇!!

3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップ」。昨年に続き1分32秒台の決着となりました。東京は今回も無観客レース。東京の2日目と同様に春の強風が白い砂埃を舞い上げて芝コースに降り注ぎます。

誰もいないサイレントなスタンドに場内アナウンスが響きます。1番人気は阪神ジュベナイルFでレコ―ドで独走したレステンシア。鞍上にGI請負人・ルメール騎手を配し、願ってもない3番枠。左回りが初めてというウイークポイントがあるとはいえ、圧倒的な阪神JFのスピードから、難なく押し切れるはず、多くのファンはそう考えたようでした。

スタートと同時に内から当然のように先頭に顔を出して来たのが、予想通りレシステンシア。他の馬たちはこのレシステンシアの直後を狙って内、外から殺到。このとき内のタイセイビジョンとプリンスリターンが接触。

結局、2番手を占めたのがデムーロ騎手のラウダシオン。そしてストーンリッジ、タイセイビジョン、プリンスリターン、ギルデッドミラーが、ごちゃついた3番手グループを争います。

中団にサクセッション、シャインガーネット。さらに出負けしたルフトシュトローム、さらに遅れたサトノインプレッサは、ウイングレイテストと同様に後方グループ。

  マイペースで一人旅の手に出たルメール・レシステンシア。半マイルが46秒0。5ハロン通過が58秒0。強風の影響があったとはいえ、レコードホルダーのレシステンシアにとっては願ってもない平均したペースで流れて行きます。

そして直線に入りまだまだ快調な逃げ脚を打つレシステンシア。その直後2番手で追い出しを待つラウダシオンのデムーロ騎手の手応えが抜群。その直後の内に2番人気のタイセイビジョン。その外にストーンリッジ。さらに背後からギルデッドミラーにプリンスリターン。4番人気のルフトシュトロームは最後方で馬群の後ろ。3番人気のサトノインプレッサは最後方で大外をまわります。

抜群の手応えで2番手からラウダシオンがラスト200m手前から仕掛けます。あっという間に先頭のレシステンシアに並びかけると一気に先頭。勢いは断然ラウダシオン。2番手に下がりながら懸命に頑張るレシステンシア。

 そこへラチ沿いにいたギルデッドミラーが、前のタイセイビジョンの外に出すと、先行2頭に迫りましたが時すでに遅し。

また馬込みの中を割るように進出して来たルフトシュトロームが、鋭く迫って来ましたが5着まで。

  一方で最後方から大外に出したサトノインプレッサ。ようやく追い出しにかかりましたが、なんとも歯車が狂ったような走りで13着。その後が5番人気のサクセッション。

勝ちタイムが1分32秒5。昨年優勝したアドマイヤマーズが1分32秒4。ラスト3ハロンも同じような34秒台のタイム。奇しくも2年続けて鞍上はM・デムーロ騎手。

彼、デムーロ騎手はNHKマイルCで3年連続連対。まさにNHKマイル男の形容にピッタリの騎手です。

大きなマスクをしながら「スタンドにファンがいないので、ガッツポーズが出来なかった」と、少し悔しそうな表情でした。