皐月賞戦線は波高し!波乱の結果だったスプリングS!!

   皐月賞最終便の「スプリングS」が終了しました。3着以内に入れば皐月賞出走とあって、ほとんどの馬が全力投球。

そんな中で、ゴール前は一転二転と劇的に情勢が変わりました。そして、意外な結末となったのです。 主導権を内から取ったクリノガウディー(4番人気)。3番人気のヒシアグネスが一瞬前に出かけましたが、控えて2番手で折り合いに専念。その外から黄色の帽子の2頭。ディキシーナイトにエメラルファイト。そして内には1番人気のファンタジスト

2コーナーで2番手の外に少し掛り気味にカラテ。ディキシーナイトが5番手。そして2番人気のロジャーバローズ。その背後にピッタリとエメラルファイト。そこから離れてファンタジストが下げて待機策。タガノディアマンテにユニコーンライオン。それらの外にシークレットラン。ニシノカツナリも同じようなポジション。

1000m通過が60秒0。良に回復した馬場状態とはいえ、インサイドがいくらか渋ったコンディション。

直線に入り逃げるクリノガウディーに並びかけたヒシイグアス。その外から黄色の帽子2頭が伸びて来ました。エメラルファイトにディキシーナイト。そして一番外からファンタジストが強襲。

ゴール前で抜け出したエメラルファイトとディキシーナイト。そこへファンタジストが猛然と肉迫。

結果はアタマ差でエメラルファイトが優勝。外から迫ったファンタジストが2着。ディキシーナイトが3着。以下、タガノディアマンテ、ヒシイグアスと続きました。  優勝したエメラルファイトは10番人気。白梅賞を接戦で勝ち上がって初めての中山でしたが、勝負強さを如何なく発揮しました。  1番人気ファンタジストはアタマ差届きませんでしたが、GI朝日杯FS4着の地力では垣間見えた印象です。3着のディキシーナイト(7番人気)は手堅さがセールスポイント。それをフルに生かせました。

2番人気のロジャーバローズは7着。中団で伸びを欠きました。注目していた葉牡丹賞の勝ち馬シークレットラン(5番人気)は、走りがぎこちなく8着。持ち味を生かせませんでした。

とはいえ、優勝したエメラルファイトから10着のニシノカツナリまで0秒7差。もう一度同じメンバーで走れば、また違った結果になるような気がします。

衝撃!Dプレミアム圧巻の横綱相撲で快走!!

 古馬陣の中距離GI「大阪杯」。そのステップレース「金鯱賞」。中京競馬場にGI馬が揃い、多くの競馬ファンの注目を集めました。

そして圧巻の横綱相撲を見せたのが、昨年のダービーで1番人気に推されたダノンプレミアム。同じ4歳世代の大将格。とはいえ、ダービー以来、実に9ヵ月半ぶりの実戦。大阪杯を直後に控えて、次に繋がるレースを、と言うのが妥当ではないか、と考えていたら衝撃的な結末になりました。

小雨が降る中で、1番枠から抜群のスタートを決めて先頭に立った2番人気のダノンプレミアム。すかさずタニノフランケルが先手を主張すると、ギベオンが2番手に進出。それらを見てダノンプレミアムは内の3番手で折り合いに専念。外にムイトオブリガード。その後ろがペルシアンナイト(4番人気)。並ぶように外には3番人気のアルアイン。これらを前に見ながら1番人気のエアウインザー。その後方にモズカッチャンと、出遅れたリスグラシュー(5番人気)。

前半の5ハロンが61秒0。比較的ゆったりとペースで展開して行きます。ただ、逃げたタニノフランケルの一人旅なのに2番手以下が離れます。まさにタニノフランケルのペース。少し離れた2番手にギベオン。そしてダノンプレミアムとムイトオブリガードが続きました。それを見ながら後続が真後ろで機を窺います。

4コーナーをまわり直線に向くと、2番手のギベオンが逃げるタニノフランケルに並びかけます。その動きを見て3番手からダノンプレミアムが進撃開始。するとインから捌いて3頭分外に出したダノンプレミアムがあっという間に先頭。そして、ここが勝負どころとばかり、一気に仕掛けて2番手以下を置き去りに突き抜けました。2馬身、3馬身・・。

内からダノンプレミアムを追うようにエアウインザー。そして、直線外からリスグラシュー。抜け出したダノンプレミアムは、ゴール前で抑える余裕を見せるほど。スケールの違いを見せつけて圧勝劇でした。

2着争いは内で粘らんとするエアウインザーを目がけて、外からリスグラシューが猛然と追い込んで2着に浮上。エアウインザーが3着。そしてペルシアンナイトが4着で、アルアインが5着。電光掲示板には人気の上位馬の名前が並びました。

 優勝したダノンプレミアムは昨年の弥生賞以来、久しぶりの栄冠。大阪杯の最有力馬にノシ上がりました。道悪馬場も問題がないことを実証。ラスト34秒1(稍重)の二枚腰は、この馬のポテンシャルの高さでしょう。

一方で、2着に追い込んだリスグラシュー。厳しい展開の中で、牡馬陣の大将格をねじ伏せた末脚は大きな財産になりました。