驚きの皐月賞レコード決着に衝撃の結果!!あの紅一点は……?!

 

牝馬が1番人気に推されたクラシック3冠へ道の初陣「皐月賞」。フラワーCを圧勝した3戦3勝のファンディーナ。単勝2.4倍。混戦の皐月賞というわりには高い支持率です。

とはいえ、これまでの3戦は横綱相撲とはいえ、揉まれず楽に2、3番手をキープ。スンナリと力をフルに出すことが出来ました。牡馬の猛者相手に外から被されたりした場合に、これまでのように能力を全開で出し切ることが出来るだろうか。ポテンシャルの高さは間違いないが、凡走も覚悟しておかなくてはならないと考えました。

主導権を取ったのは外から押してアダムバローズ。これに大外からトラストが続きます。ファンディーナが難なく3番手。これの外に並んだのがアルアイン。その外からクリンチャー。背後にダンビュライト。そのインサイドにはスワーヴリチャード。その外側にプラチナヴォイス。

後方グループの前方にアウトライアーズ。直後のインサイドにペルシアンナイト。その真後ろをカデナとレイデオロが並んで追走。

ところが、鞍上のデムーロ騎手はペースが遅いと感じたのか、3コーナーにかけて開いたインサイドからスルスルと好位に進出。真後ろにいたカデナも続きます。

そして3番手にファンディーナ。外側にはアルアイン。内から進出したペルシアンナイト。

4コーナーをまわって直線に入りクリンチャーが先頭に立ちそうな勢い。外からファンディーナが並びかけて来ました。好位外にいたダンビュライトが仕掛けます。その後ろにいたペルシアンナイトも仕掛けて内から2番手。馬場の中程からアルアインもラストスパート。直線外からプラチナヴォイスとウインブライト。大外はスワーヴリチャード。

ゴール前でダンビュライトを捉えたペルシアンナイト。これにアルアインが襲い掛かり先頭でゴールイン。2着は内のペルシアンナイトで、ダンビュライトが3着。先行し良く粘ったクリンチャー。最内から追い上げたレイデオロが5着。大外から追い上げたスワーヴリチャード、そしてファンディーナと続きました。カデナは初めての高速決着とあって9着敗退。

やはり、牝馬ファンディーナは牡馬の猛者に囲まれる厳しい形。前半アルアインに外からピッタリと馬体を併せられたことも、キャリア3戦の牝馬には大きな負担だった印象があります。

北村宏騎手は「ボコボコしているけど、内も外も馬場が固くて、速い時計が出やすいコンディション」と、コメント。

外を走らされた馬は厳しい条件でした。好位で流れに乗ったアルアイン。最内の経済コースを走ったペルシアンナイト。同じように経済コースを走った3着ダンビュライト。クリンチャーを含めて、皐月賞レコード決着では明らかにインコース有利。それが結果に出た皐月賞だったと思います。

インでゴチャつくよりも、4コーナーで一番外に出すことを選んだ四位騎手のスワーヴリチャード。共同通信杯を制した東京で巻き返しがありそうです。

 

これしかない!池添レーヌミノル会心の一撃!!

 

春の牝馬クラシック「桜花賞」は、8番人気の伏兵レーヌミノルが好位から直線早めに抜け出し、第77代目の桜の女王に輝きました。

今年の桜花賞は、4戦無敗の絶対的女王のソウルスターリングがクラシックロードに仁王立ち。その牙城は揺るぎない、不動だと、ほとんどの競馬メディアが断言。

私はいくら絶対的女王だろうと、キャリア4戦しかない3歳牝馬。ましてや前日から降り続く雨で、馬場コンディションはたっぷりと水分を含み、その道悪の適性は未知数。加えて揉まれた場合に大丈夫なのか、私の推測で勝算は五分五分、ないし4割くらいと考えました。

で、クイーンCでアドマイヤミヤビに差し込まれたものの、ゴールまでまた盛り返したアエロリットの奥の深さに期待したのです。おそらく今年の3歳牝馬の中では、ベストスリーに入るくらいの存在だと私は見ています。

  レースはベルカプリ、ショーウェイ、ウゼットジョリーが飛び出しましたが、一番外から一気に仕掛けたカワキタエンカが、あっという間に主導権を取って、2番手以下を引き離しにかかります。

ソウルスターリングは中団の前で外側をキープ。その前にはレーヌミノルで4、5番手のポジション。中団のインに1番枠を意識して評判馬ミスエルテ。その真後ろにはリスグラシューが待機。その外に馬体を併せるミスパンテール。

後方に出負けしたアエロリット。その内からカラクレナイ。そして2番人気のアドマイヤミヤビは道悪が苦手なのか、デムーロ騎手が仕掛けながらの追走。

前半の半マイルが46秒5。5ハロン通過が58秒3。発表は稍重馬場ですが、明らかに重馬場に近い馬場コンディション。緩みないペースで進みます。

直線に入り馬場中央から抜け出て来たのがレーヌミノル。少し早いかな、とも考えたのですが、これは杞憂に終わりました。

「ここが勝負どころ」と、強気に直線先頭に立った池添・レーヌミノル。桜花賞直前のトライアル、フィリーズレビュー(浜中騎手)で先頭に立って内側に極端に寄れ、ジューヌエコールに接触。進路を妨害する格好となりましたが、本番の桜花賞では真っ直ぐ走って、そのままゴールを目指しました。

ゴール寸前でソウルスターリングを外から捉えたリスグラシュー。馬込みの中から伸びて来たカラクレナイ。そして一番外からアエロリットが猛然と肉薄。

結果、半馬身差、後続を振り切ったレーヌミノルが優勝。2着にリスグラシュー。ゴール前で伸びを欠いたソウルスターリングが3着。クビ差まで詰め寄ったカラクレナイ。同じくクビ差まで肉薄したアエロリットの順で到達。4着までがオークスの出走権をゲットしました。

初めてのコンビとなった池添・レーヌミノル。好位で折り合い、仕掛けどころもレーヌミノルにはベスト。会心の騎乗となりました。

2番人気に支持されたアドマイヤミヤビは12着。馬場に脚をとられて、ハミを取ってくれなかった、とデムーロ騎手。5番人気のミスエルテの川田騎手も道悪が応えたと11着に敗退。同様に馬場が応えたと4番人気のミスパンテールは16着。

私の◎アエロリット。出負けして4コーナーでは最後方グループ。そこから大外を持ち前のガッツで押し上げて来ました。東京向きのタイプで、改めてオークスで注目してみたい1頭です。