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歴史的瞬間!無敗馬の3冠達成に衝撃!!

それは私たちが初めて目にする衝撃的、そして世紀の出来事でした。無敗の2冠馬デアリングタクト。3冠を目指した「秋華賞」で、マジックキャッスル以下を圧倒。競馬史上、初めての牝馬3冠馬の誕生となりました。

     

前日からの降雨で馬場は水分を含んだコンディション。デアリングタクトのライバル視された馬たちが、内枠を引き当てたのに対してデアリングタクトは13番枠。結果的にこの差が大きく勝負を左右する結果となりました。

 

主導権を取ったマルターズディオサが紫苑S同様に積極策。これにかかり気味でホウオウピースフル。外からウインマリリン。そして、2番人気のローズSの優勝馬2番枠のリアアメリアと、最内枠のミヤマザクラが好位をキープ。

単勝1.4倍の1番人気デアリングタクトは出足がつかず後方グループ。ウインマイティーは馬込みの中で揉まれどうし。その前にマジックキャッスル。ソフトフルートは出足がつかず最後方。その前にパラスアテナが追走。

前半の5ハロンが59秒4。稍重の緩い馬場では緩みないペースです。3コーナー過ぎに外から中団に進出したデアリングタクト。すぐ前を行くリアアメリアを射程圏に入れました。

4コーナーを先頭でまわったマルターズディオサ。そしてジワジワと馬場の中央からリアアメリアが進出して来ました。そして直線中程で先頭に立ちかけるリアアメリア。その外から満を持したデアリングタクトがスパート。ここで一気にリアアメリアを置き去りにします。

このデアリングタクトをマークするようにマジックキャッスルが力強い足取りで、内から馬体を併せようとします。外からパラスアテナが伸びて来ました。そこへ大外から最後方にいたソフトフルートが猛然と肉薄。

とはいっても、デアリングタクトの脚色は歴然。マジックキャッスルをアッサリと振り切り栄光のゴールイン。3着はハナ差でソフトフルート。

左手で3本指を掲げて、スタンドに向かって何度もアピールする若き獅子、松山弘平騎手がいました。溢れる笑顔。身体全体で喜びを表していました。

 

上位6着までが8番枠から外の馬で決着。馬場のインサイド寄りを通った馬たちは総崩れでした。

あっぱれ松山・デアリングタクト。史上初の無敗の3冠馬の誕生。私たちはこの歴史的瞬間に立ち会うことが出来ました。

あれは3年前、勝ちを忘れたかクラシック馬!!

「今日は、今日こそは勝てるんじゃないのか?」と、まわりから聞こえそうなキセキ。天皇賞、ジャパンCに繋がる前哨戦の「京都大賞典」。前走の宝塚記念で後方から捲り気味に出て、クロノジェネシスの2着。GI馬がグローリーヴェイズ1頭とあって、1番人気に支持されました。

キセキと言えば、3年前の菊花賞から糸が切れた凧のように、なかなか勝ち星を掴めなくなっていました。勝つこと忘れたかキセキ。今回の京都大賞典は願ってもない一戦のように思えました。

2番枠のキセキは逃げるかも知れないと、思わせる雰囲気もありましたが、スタートが甘かったこともあって、浜中騎手は手綱を絞ります。

逃げたダンビュライトが飛ばし、少し離れた2番手をカセドラルベル。3番手以下を離して行きます。その後にステイフーリッシュ、ノーブルマーズが好位を形成。これにはグローリーヴェイズ(3番人気)も早めに加わります。そして2番人気のキングオブコージ。一方でキセキは最後方に位置。比較的、縦に長い展開です。

そして、3コーナー手前。後方にいたキセキが動きました。外々を中団まで浮上。さらに勝負どころの4コーナーでは一番外からグローリーヴェイズの背後に進出。

馬場中央から先頭に躍り出たステイフーリッシュに、外から並びかけるグローリーヴェイズ。ここからまさにラストスパート。キセキはその外、果たしてグローリーヴェイズを捉えることが出来るのか。懸命にグローリーヴェイズに並びかけようとしたところがゴールでした。

3着は外から末脚を伸ばしたキングオブコージが3着。ゴール寸前で鋭く伸びたシルヴァンシャー内のステイフーリッシュを捉えて4着。

グローリーヴェイズは昨年末の香港ヴァーズ以来の勝利。国内では昨年の日経新春杯以来の栄冠。見事でした。

僅かに届かなかったキセキ。京都の舞台で菊花賞の再現を期待するファンが多かったのですが、久々の勝利はまた先延ばしとなりました。