舞台の適応力が1、2着を分けたGIフェブラリーの結末!!

003 004 今年のG1第一弾「フェブラリーS」は、狙いすましていたゴールドドリームが中団待機から直線外に出し、同じく中団内から間を割って伸びたベストウォーリア。ゴール前は2頭の叩き合い。これを制したのがゴールドドリーム。クビ差でした。

ベストウォーリアは1400mを中心に走って来ました。ゴールドドリームは1600mが中心。その差がゴール前で出た印象です。

それにしても、まさかカフジテイクが津村騎手で1番人気に推されるとは考えていませんでした。常識的には昨年、このフェブラリーSで圧倒したモーニンが、世界のムーア騎手で1番人気と考えたのですが、微差ながら3番人気に収まりました。

また、意外だったのが暮れのチャンピオンズCで豪快に差し切ったサウンドトゥルー。抜群の実績と手堅さから主役かと考えたのですが、なんと7番人気。これには正直、驚かされました。

私は◎を以前から決めていたゴールドドリームに打ちました。これが単勝5.0倍の2番人気とはビックリ。東京のダート1600mがベスト。それゆえ前走のチャンピオンズC12着の大敗は気になりませんでした。むしろ大敗した直後で馬券的には妙味と考えていたくらいです。

レースは外枠からインカンテーションが、その内から前に出ようとするニシケンモノノフを牽制して主導権。ところが本気で飛ばしたために、2ハロン目が10秒5、東京ダートのマイル戦では見たこともないようなラップ。従って3ハロン通過が34秒0。フェブラリーS史上、最高のラップを刻むことになりました。

007008010 コパノリッキー、ホワイトフーガ、ケイティブレイブが好位。この直後にモーニンとアスカノロマン。そしてインにベストウォーリア。その背後にゴールドドリーム。

そして、いつもより早めに追い込みのノンコノユメ。少し離れてエイシンバッケン。後ろにはサウンドトゥルーが、カフジテイクと並んで追走。

激しい流れの中で、直線に入ると後続が一気に接近して来ました。一旦、インカンテーションの直後にいたニシケンモノノフが先頭。そこにはケイティブレイブが頑張っていたものの、直線外に出したゴールドドリームが力強い足取りで一気に先頭。それを待っていたかのように、内の開いた馬込みの中からベストウォーリア。一瞬ベストウォーリアが前に出たか、のような場面がありましたが、勢いは外のゴールドドリーム。内のベストウォーリアと並んでゴールイン。クビ差ゴールドドリームが先着。

両手を飛行機の翼のように広げて喜びを表現するMデムーロ騎手。昨年に続くデムーロ騎手の連覇でした。

011012001 カフジテイクが3着。4コーナーで一番外。最後方をまわり、直線大外からグングン伸びて来ました。ラスト34秒9、たいしたものです。

一方で、好位をキープしたモーニン。昨年と同じようなポジションでしたが、外から馬体を被せられると、直線急にスピードが鈍り、ギブアップのじり貧状態。なにか消化不良の12着でした。

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大将格マカヒキの完敗に思う!!

010 011 009 昨年の日本ダービーでサトノダイヤモンドを破りチャンピオンに輝いたマカヒキ。遠征した凱旋門賞でも1番人気。まさに日本を代表する横綱。

そのマカヒキが凱旋門賞以来の登板。そうは言っても、当然ながら1.7倍というダントツ人気。「京都記念」はマカヒキがどれだけの強さで優勝するのか、衆目の注目はそこでした。

私はマカヒキとはいえ、冬場の休養明け。渋った馬場コンディション。期待に堂々と応えられるだろうか、不安が残っていました。そこで▲印にとどめたのです。

主導権を取ったのが期待した◎ヤマカツライデン。先手を取った場合、他の馬は絶対に競りかけて来ない、スーッと一人旅に持ち込める、と推察したのですが、外からスローと読んだガリバルディが、じんわりと2番手に上がって来たのです。そこで1コーナーをまわるとヤマカツライデンがペースアップ。後続を引き離しにかかります。

001 2番手のガリバルディがこれを追いかけます。3番手以下が離れました。その3番手がサトノクラウン。昨年、このレースを圧勝したときと同じような位置取り。

また少し離れて4番手にスマートレイアー。マカヒキはその後ろの外にいました。そして2番人気のミッキーロケットは出遅れて中団馬群の後方。

前半の5ハロン通過が60秒2。稍重馬場としては緩みない流れ。そのため先頭から後方まで縦に長い離ればなれの展開。

002003 すぐ前に4コーナーが見えて来ると2番手のガリバルディが先頭のヤマカツライデンに接近。そしてそのまま直線に入ると、2頭はピッタリと経済コースを選択。そして3番手のサトノクラウンが馬場の外側に進路。その外からマカヒキ。サトノクラウンの内からスマートレイアー。この3頭の伸び脚が良く、内の先行2頭を中程で捉えたサトノクラウン。そのまま力強く伸びてトップでゴールイン。

2番手に外からマカヒキが上がったように見えたのですが、内から伸びたスマートレイアーがしぶとくマカヒキに競り勝ったような形。クビ差でした。マカヒキの後ろから良く伸びたミッキーロケットが半馬身差4着。すぐ横にはアングライフェンがクビ差で続いていました。マカヒキと0秒1差。

先行したヤマカツライデンとガリバルディが7、6着。先行馬には厳しい流れになってしまいました。おそらくガリバルディがいつものように下げていたら、ヤマカツライデンの粘りももう少し期待できたでしょう。

それにしても、現在の日本を代表するマカヒキにとっては手痛い敗戦になった観があります。直線の叩き合いで7歳牝馬のスマートレイアーに後れを取ったのは、今年の春競馬を占う上で、なんとも解せない結果となりました。。

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スマートレイアーにとっては、昨年暮れの香港ヴァーズ5着以来の実戦。ポテンシャルの高さからスマートレイアーとは比較にならないくらいマカヒキが数段上。それゆえ、マカヒキ陣営にとっては、この相手になんとも不本意な結果となりました。