ご近所の皆さんに伝えたかった自信の◎リアファルの強さを見ましたか!?
菊花賞に大きなインパクトを与えるトライアル「神戸新聞杯」。ここに私、アベコーが凄い自信のある大器が出て来ました。 リアファルです。「競馬道OnLineプレミアム予想」、「アベコーの競馬大予想」、無料動画サイト「アベコーのスマート競馬カレッジ」でもお伝えしましたが、今回の神戸新聞杯は、私が手ぐすねを引いて待ち焦がれていた一戦でもありました。 7月の準オープン・マレーシアCを圧倒的強さでワンサイド劇。しかも、破った相手が直後の小倉記念で1番人気のマローブルー、小倉記念の勝ち馬アズマシャトル。主導権を取って一人旅。早めに直線外から並びかけたマローブルーを、なんと二枚腰で再加速し、これを突き放す横綱相撲。当時は初めての芝で、かつ重馬場でラスト34秒3。キャリア5戦でこの内容には衝撃的でした。騎乗したルメール騎手もその資質を絶賛! それから2ヵ月、神戸新聞杯に登録して来ました。下馬評はほとんど人気がありませんでしたが、フタを開けたら離されたとはいえ3番人気。本当にファンの見識の高さに脱帽です。申し訳ないのですがマレーシアCを見ながら、単純にスルーされた予想家のセンス、見識を私は疑います。 加えて、強力な逃げ馬が見当たりません。これなら楽に前に出て行けそう。競り込んで来る馬がいない、よしんば2番手でもまったく問題ないのです。 まさにレースはそうなりました。ポンと出て前に出ると、ルメール騎手が外の武豊騎手のティルナノーグに目をやると、手綱を控えていることを確認して、楽々と1コーナーをまわりました。 圧倒的1番人気のリアルスティールは中団の前に位置します。すぐ前にはバイガエシ。4番人気のアルバートドック、5番人気のキロハが後方で、最後方にはトーセンバジルとダッシュがつかなかった2番人気のマッサビエル。 前半の5ハロンが62秒4、半分の6ハロンは1分15秒5。明らかにスロー。3コーナーで先頭のリアファルから後方までギュッと詰まって来ました。それでもスイスイと気持ちよさそうに逃げるリアファル。 4コーナーから直線で引きつけて先頭でまわって来たリアファル。2番手にレッドソロモン、ティルナノーグの外から進出したバイガエシ。それを見て福永騎手のリアルスティールが追い出しをかけます。後方からアルバートドック、その外にマッサビエル。馬込みに突っ込んだトーセンバジル。 まだまだ余裕のリアファル。ここからマレーシアC同様に、一級品の二枚腰で再加速。外からこれを懸命に追うリアルスティール。3番手以下が離れます。リアファルはまったく危なげなく、むしろ余裕を残してリアルスティールを圧倒。2馬身差でした。ラスト3ハロンが11秒0-11秒4-11秒7。余力を残して34秒1。見事な重賞初制覇でした。 2着がリアルスティール。バイガエシをゴール前で捉えたトーセンバジルが3着。4番人気アルバートドックは7着。2番人気のマッサビエルは後方のまま見せ場なく13着。直線で手前が替わらなかったのか直線で戸崎騎手が追いづらそうに、ビッシリと前を追うことが出来ませんでした。まったく全力で走っていません。 また、キロハナは休養明けということと、10頭以上の厳しい競馬が初めて。14着も仕方ない印象です。
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