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無敵の断トツ人気アウォーディーが敗れたり!1年ぶりの美酒!!


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今年のGI「チャンピオンズC」はダートで6戦無敗。向かうところ敵なし。1番人気は当然ながらアウォーディー。このアウォーディーを巡る一戦でした。しかも絶好の2番枠。お膳立てが揃って、いわゆる負けられないチャンピオンズCでもありました。

ところが、順風満帆だったアウォーディーが敗退したのです。2着とはいえゴール前で差し込まれました。鞍上の武豊騎手にとっては、よもやの心境だったと思われます。

振り返って見ましょう。顔ぶれからモンドクラッセが主導権を取り、アウォーディーは好枠から2、3番手だろうか、と言う私の読みでした。

実際はモンドクラッセが先手を主張。内からアスカノロマンが2番手に上がり、外にはコパノリッキー。外からブライトライン、そしてモーニンが好位をキープ。その後がアウォーディーでした。そして外から仕掛けて出遅れたゴールドドリーム。

001 中団の後ろにいつもより早めに追い込みのノンコノユメ。外に並んでアポロケンタッキー。離れて後方にはロワジャルダンとラニ。最後方は追い込み策のサウンドトゥルーとカフジテイク。

半マイル48秒8、1000m通過が60秒6。緩みない流れです。3コーナーにかけてブライトラインが仕掛けて2番手に浮上。そのとき2番手にいたコパノリッキーが不利。

アスカノロマンは内々3番手をガッチリとキープ。仕掛けてゴールドドリームが順位をあげましたが、ゴールドの内にいたモーニンが下がる不利。その間を狙って内から過るようにアウォーディーが外に出しました。

後方にはアポロケンタッキー、ラニが並んで、後ろにロワジャルダン、ノンコノユメ、少し離れてサウンドトゥルー、これに並ぶカフジテイク。

4コーナーではモンドクラッセを先頭に、内からアスカノロマン、その外にブライトライン、コパノリッキーの順で入って来ました。その直後のゴールドドリームの外にアウォーディー。ここから少し離れてモーニン、アポロケンタッキーが続きます。サウンドトゥルー、ノンコノユメ、最後方がカフジテイク。

手応え十分にアウォーディーが直線中程で、モンドクラッセ、アスカノロマンに並びかけ、これは圧勝か、と思われたのですが、後続馬が急接近してきました。

003 004 内で頑張るアスカノロマンを競り落として先頭に立ったアウォーディー。その時でした。後方で満を持していたサウンドトゥルーが、もの凄い瞬発力で、あっという間に外から一気。見事にアウォーディーを差し切ったのです。

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昨年の暮れの東京大賞典以来の勝ち星。この時期は走るタイプでしたが、まさに弾けるような末脚でした。

2着はアウォーディー。内で粘ったアスカノロマンが大健闘の3着。大外から追い込んだカフジテイクが4着に好走。

私が狙ったモーニンは7着。向こう正面で好ポジションでしたが、外からゴールドドリームが並びかけられたときに、動くが急に悪くなり、4コーナーでは後方から4番手にまで後退。ゴチャつき位置取りが悪くなりました。それでもゴール前で5着だったアポロケンタッキーと一緒に盛り返して来たのです。勝ち馬と0秒5差。なにかもったいないような気がしました。

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