fbpx

浜中騎手は桜花賞TRで何故左ステッキだったのだろうか?


 驚きました。桜花賞トライアル「フィリーズレビュー」のことです。4コーナー手前を外から一気に浮上した1番人気のレーヌミノル。直線に入ると、浜中騎手が手綱をしごきながら内側に寄れて行きます。ステッキを左手に持ったままで、矯正する姿勢が見られません。

好位からインサイドを抜け出しかけて来たジューヌエコールに向かって、横から直接接触するようなシーン。ビックリした北村友騎手が慌てて手綱を引きます。これに頭を上げてブレーキのジューヌエコール。

インコースを懸命にラストスパートのレーヌミノル。態勢を立て直して追い出すジューヌエコール。その時でした。大外から鋭く伸びてきたのが2番人気のカラクレナイ。勢いは歴然。ゴール前であっという間に捉えて初重賞勝ち。

2着はレーヌミノルがそのまま粘りこみ。3番手に内から上がったジューヌエコールをゴール前で一気に捉えたゴールドケープが3着。ここまでが桜花賞出走の権利。

4着にジューヌエコール。直線で致命的な不利を受けながら頑張りました。これまで3勝、デイリー杯2歳Sの勝ち馬で、桜花賞出走は問題ないとしても、この明らかなラフ行為に“降着”という裁定は取られませんでした。 もし、ジューヌエコールが1、2勝馬で、重賞未勝利だとしたら、この4着は桜花賞出走が絶望的になります。 それにしても、浜中騎手はレーヌミノルが直線外から内に斜行したときに、ステッキを右手に持ち変えるなどをして、何故、矯正をしなかったのでしょうか。大きな疑問が残ります。

浜中騎手は昨年秋のマイルCSでも、逃げ切ったミッキーアイルがゴール前で外側に寄れて直後で展開していたネオリアリズム(3着)等を妨害。ネオリアリズムのムーア騎手が手綱を引くシーンがありました。

このいずれものレースが、生憎、私の◎が被害を受ける形となりましたが、今回の明らかな妨害行為は、私個人の見方をすれば降着に匹敵するものだと思います。何故ならば「やったもん勝ち」の風潮は絶対に許してはなりません。

そして、カラクレナイの勝ちタイム1分21秒0は、ここ10年でベストタイムとなりました。まさに桜花賞の目玉的存在です。