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1番人気キセキの惨敗にブーイング!!


春の天皇賞の前哨戦「日経賞」は、香港ヴァーズ以来の実戦となった古馬陣の大将格キセキが9着に惨敗。スタートで遅れたキセキはいつものように後方で展開。内から前に出て来たロードヴァンドールを制して主導権を主張したガンコ。

ところが、事態は予測できない展開となりました。キセキが1週目の2コーナーをまわると、外をグングンと前に出て行きます。それでガンコの2番手か、と見ていると、なんとガンコに変わって先頭。ビックリする藤岡祐騎手。そこから一気にガンコ以下を引き離して行くのです。

まさにイチかバチかの戦法。そして4コーナーを少し外目でまわるキセキ。そこへ2番手のガンコが突っ込んで一気に先頭を奪い返しました。

ゴール前で粘るロードヴァンドール、そしてゼーヴィントが2番手に上がって来ましたが、直線外から一団が強襲。一番外の私の◎サクラアンプルールが、2着に上がれそうな勢いでしたが、その内から伸びたチェスナットコートが並んで2着ゴールイン。

優勝はガンコ。年末に1000万を勝ち上がったばかり。まさに素質開花の春です。いよいよ天皇賞・春に出陣。また春の乱となるでしょうか。

一方、1番人気のキセキは9着。惨敗でした。なんとも理解不能なルメール騎手の騎乗。ファンのブーイングもわかる気持ちがします。

また、2番人気のトーセンバジルは2着争いにいましたが5着に敗退。古馬戦線は不安定です。