昨年、9番人気バトルバニヤンを◎に指名して、激しく詰め寄ったところがゴール。悔しいハナ差2着でした。で、今年は末脚一本に賭ける追い込みのスマートギアに◎。これが、なんとなんと10番人気。これはいいぞー。ドデカイ馬券になるかも知れないぞーと、予想した段階からワクワクドキドキ。プンプンした大穴の匂いにテンションもノリノリでした。
ただ、若い松山騎手と初めてのコンビ。追い込み馬で小倉のタイトなコースをどう乗り切るか、不安な気持ちもありました。
何が何でも主導権を取りたいオオスミスパークを筆頭に、エーシンジーラインなど速い馬が揃って緩みない流れと予測。末脚にすべてを託すスマートギアにとっては、ベストの芝1800mということもあり、無事に走ってくれたら必ず的中馬券を手にすることが出来る、私にはそういった確信のようなものがあったのです。
レースはエーシンジーラインが主導権にこだわったために、本来は逃げる予定だったオースミスパークが先頭に立てない展開。これは予想外でした。とはいえ、緩みない流れに変わりはなく、離れた3番手にビッグウィーク、ガンダーラ、トップゾーン、1番人気コスモファントムが続く形。そして、中団を前後するところに2番人気のエクスペディションと内にいつもより早めの我がスマートギア。
4角を楽々先頭でまわったエーシンジーライン。ついて行けず遅れ出したオースミスパーク。コスモファントム以下も急接近。そしてスマートギアも追い上げ態勢。ここでややモタついたスマートギアだったのですが、内から先行馬を捉えてエーシンジーラインに迫ります。
「それいけ!松山スマートギア!」と、叫びそうになったこのとき松山騎手は、少し立ち上がる格好の追い方をします。
「よせ!松山!必死に追え!」と、思わず声を出してしまいました。それが聞こえたかのように懸命に追ってくれましたが・・。
エーシンジーラインの逃げ切り勝ち。その外に馬体を併せるかのようにスマートギアでクビ差2着。さらにその外にコスモファントム。大外からダンツホウテイが迫っていました。
「ああ、単勝28・9倍。惜しかったなあ~。クビ差だからね。あの直線で立ち上がる格好の追い方をしなければ・・。頭でくれば凄い配当の3連単が・・。複勝560円、馬連1万2720円、3連複1万3600円。まあ、良しとするか・・」と、独り言がつい口を出てしまうのでした。
一瞬、ドデカイ夢が!イチオシ◎スマートギアは惜しかったなあ~($・・)
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