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あ~あ1番人気が、2番人気もあらら・・。どん尻とブービー争いだった前代未聞のGⅡ!


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 こんなことってあるんですね~。驚きました!
1・9倍という圧倒的な人気に支持されたトゥザグローリーが10着に惨敗。2番人気に推されたレッドデイヴィスが11着に大敗。なんとなんと1、2番人気でブービーとドン尻を争う結末に、この穴党の私も唖然!
 この2頭にいったい何があったのでしょうか?
トゥザグローリーといえば昨秋の天皇賞で5着、有馬記念で3着。そして前走の日経新春杯で快勝。文句なしの古馬の代表格。それゆえ顔ぶれに恵まれたGⅡ相手の別定戦では、単勝1・9倍という人気を踏まえた上でも、まず見苦しい競馬は出来なかったはずです。
 一方で、対するレッドデイヴィスも同様。前走の有馬記念の9着は仕方ないとしても優勝したオルフェーヴルと0秒5差。長期休養明けだった鳴尾記念で見事な末脚を繰り出して優勝。さすがにシンザン記念でオルフェーヴルを破った馬だという再評価がなされたばかり。
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 トゥザグローリーの福永騎手は、敗因がわからないと繰り返し首を捻るばかり。よほどショックだったのか検量室のイスに腰掛けて、無言でうなだれていました。
 レッドデイヴィスの安藤勝騎手も「初めて乗ったけど、勝負どころで手応えがないんだもの。ここまで負けるとは・・」と落胆。
 戦前は関係者がカメラを通して調子の良さをアピールしていた2頭でもあり、信じたファンにしてみれば納得ができないのも無理からぬところです。
 私が考えたところでは、中山芝1800内回りという特殊性。単騎で逃げたシルポートが平均ペースで、2番手以下を離して逃げるという逃げ馬には絶妙の展開だったこと。そして重馬場。今年は例年になく厳冬で、いつものグリーンの馬場が少ししか見られず、芝枯れした状態がほとんど。それゆえ馬場が乾きづらく、4角で外に出した後方待機馬がズルッと滑ることが多く見られました。
 それが証拠には、5レースでミッキーシャインが逃げ切り勝ち。7レースがヘレナモルフェも逃げ切り。9レースの潮来特別でスーサングレートが5馬身差の逃げ切り勝ち。芝は圧倒的に逃げ、先行馬が有利な舞台だったのです。
 中山記念で5番手の最内から直線一気に伸びてきたフェデラリスト。馬場状態と流れを良く考えた位置取りでした。中山金杯に続きこれで4連勝。一気にGI戦線の主役候補にノシ上がってきました。
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 田中剛調教師は前面に笑み。それでも言葉の一つ一つを選びながら「北海道の牧場で一生懸命お世話と、調整して頂いた牧場のスタッフの方に感謝致します」とコメント。
 そして「まだ決定はしていませんが、オーナーのほうからはドバイへというプランが届いています」と、今後の方針をチラリ。
 2着に逃げ粘ったシルポートも、他が追いかけない展開に恵まれたこともありますが、やはり単騎でスイスイ行けると強いというところを実証。不振続きでしたが、まだまだ粘り腰は健在というところを見せてくれました。
 私の本命、◎はリアルインパクト。展開を深く読んだ上で、シルポートの逃げを前に見ながら、楽に2、3番手で進められそうなことから期待したわけです。前走の阪神Cはインで前が詰まり、まったく競馬をできずに10着に敗退。GI安田記念を3歳で制した馬でもあり、岩田騎手でチャンスと見たのですが無念の3着。
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 ただし、私の考えは本来左回りの東京向きで、それも安田記念のような高速の良馬場でこその馬だと考えています。それゆえ今回の中山、重馬場での3着は、まあ納得でした。
 3連複で1万2360円もつきました!