先週(8月12日)の北九州記念は、まさに異常なレース。準OPの1600万クラスでさえなかなか勝てない11番人気のキョウワロアリングが、なんとなんと重賞競走で優勝。それも自己ベストで1分7秒7の好時計。2着に直線外から追い込んできた6番人気のアルーリングボイス。これも自己ベスト・タイム。更に、外から鋭く伸びた10番人気ワイキューブが3着。首差で4着が4角最後方から大外追い込んだ16番人気のニホンピロブリュレ。いずれも自己最高タイム。この中でオープン馬はアルーリングボイスだけ。他は条件馬なのです。驚きました。
北九州記念の直前の準OP北九州短距離Sで独走した2番人気メイショウトッパー。そのメイショウが短距離Sでちぎり捨てた馬たちに、今回は逆に大きく先を越されてしまう。こんなことが当然の普通の結果だとしたら、競馬ファンはついて行けなくなってしまう、のではないかと危惧しています。あのウオッカとGⅠで首差の大接戦を演じた単勝1番人気のアストンマーチャンも、53Kのハンデだったのに6着に凡退してしまう。
この2頭の騎手は荒れた馬場に脚を取られたと。枠順が外枠だったら結果は違っていたと。そんなに馬場状態が悪いのか。インサイドを通った馬は全滅なのか。枠順の抽選で内枠を引いた馬は諦めなければいけないのでしょうか。
これは私に言わせると言い訳にすぎないと思います。それなら枠順が発表された時点で、この枠では無理です、とコメントすべきです。あるいは内が最悪の馬場コンディションだとしたら、早めに外に出して走らせるべきです。インコースを走ってきて、いやあ~内が荒れていて・・は、馬券を買っていた私にしてみれば、それはないでしょうなのです。
しかも、今回の北九州記念は記録的なハイペース。前半の3ハロンが32秒1で、10秒0、10秒6の驚異的なラップを刻んでいるのです。新潟の開幕週に行われた重賞アイビスサマーダッシュ。直線1000mで前半3ハロンが32秒5。なんとアイビスサマーダッシュを完全にオーバーするペース。こんな荒れた馬場、といいながら記録的なハイペース。むむ??馬場コンディションが悪ければ、こんなペースにはならないのではでしょうか。
この日は、猛烈な暑さ、誤魔化しのきかないハイペース。人気2頭はつまるところ体調が不十分だったのかも知れませんね。
北九州記念は異常なレースだ!!??(@_@;)
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