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そこダー!ふるかわ~!ハナ差2着という女だけのドラマ!!


真夏の牝馬限定レースは例年波乱含み。札幌の「クイーンステークス」は一昨年11番人気だったレッドアネモスが優勝。昨年は8番人気のサトノセシルがクビ・クビ差の3着と大接戦。私はそのサトノセシルにスポット。昨年、クイーンS3着のあと札幌記念に挑戦。4番人気に推された馬です。

ところが、ほとんどの競馬メディアはサトノセシルが3勝クラスとあって、まったくのスルー状態。そのせいか8番人気の支持率。

レースは3番人気のローザノワールのポンと出ると予想通りに単騎逃げ。ピッタリと2番手の正攻法と見ていた1番人気ウォーターナビレラ(桜花賞2着)が、内からスローを読んでいたメイショウミモザが来ると、わかっていたかのように武豊騎手は手綱を抑えて外の3番手のポジション。その背後に4番人気のホウオウピースフル。

2番人気で昨年の優勝馬テルツェット(2番人気)が中団のイン。その斜め後ろがサトノセシル。後方にはルビーカサブランカ、最後方にマジックキャッスルとスライリー。

前半の5ハロンが61秒2。スローで展開します。そして、3コーナーで外から仕掛けて出るサトノセシル。逃げるローザノワール、2番手のメイショウミモザ、そしてウォーターナビレラをめがけて外から急接近。

 4コーナーは先頭のローザノワールに外からウォーターナビレラ。さらに大外サトノセシルが馬体を併せて来ました。

ラスト200m。頑張るローザノワール。内のホウオウピースフルの外からウォーターナビレラ。そしてサトノセシルの伸びがいい。と、ギリギリ最内から末脚を温存していたテルツェットが強襲。先頭のローザノワール、内からテルツェット。一番外がサトノセシル。

激しい叩き合いは最内のテルツェット、一番外のサトノセシルがピッタリと並んでゴールイン。軍配は際どいハナ差でテルツェットが昨年に続き連覇。この辺は相性なのでしょうか。

3着がローザノワールで、4着はルビーカサブランカ。圧倒的1番人気のウォーターナビレラは10着と失速。どうも洋芝は不向きな印象があります。

サトノセシルがハナ差2着とは言え3連複で1万2500円。馬連6320円。筆者にはありがたい配当となりました。