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衝撃! ヴァーミリアンはフェブラリー大丈夫か?


 ヴァーミリアンが取り消した!の報に、私は飛び起きました。GI川崎記念(1月30日…川崎競馬場)で2番手が見えないくらいの断然の1番人気。おそらく、というより間違いなくヴァーミリアンは優勝するはず。穴党の私も今回ばかりはあれやこれやなんて無駄な抵抗はやめて、強者ヴァーミリアンにひれ伏そう、と、早々と白旗宣言!う~む、長期休養明けのJBCクラシック、ジャパンCダート、そして東京大賞典に今回の川崎記念。国内無敵の6連勝、GI4連勝かぁ……と考えて、予想と原稿を書き上げ、ネット配信社に送信。そうしたら、しばらくして相手先からヴァーミリアンが取り消した、との報。おまけにサンライズバッカスも突然の出走取り消し。
 ありゃりゃ、どうなってるん? 私は関係者に確認。やはり、ヴァーミリアンとサンライズバッカスは取り消したのでした。となると、原稿はすべて書き直し。予想も最初から組み直し。で、初ダートのシャドウゲイトが◎で、○がジャパンCダート2着のフィールドルージュ。▲が東京大賞典2着のフリオーソの順。結果は早目2番手に進出したフィールドルージュが優勝。2着が逃げたフリオーソ。3着が中団から押し上げたシャドウゲイト。1番人気、2番人気、3番人気のすこぶる順当馬券。3連複の280円には笑えました。
 ちなみに、4着がアンパサンドで、これが4番人気。仮に4連複があっても500円くらいだったら、底抜けに笑えるだろうなあ……と、思いに耽る穴党のアベコー。それにしても、シャドウゲイトはなんで逃げなかったのか、前から飛んでくる砂を気にしていたし、本来は差すよりも逃げたほうが断然持ち味が生かせるタイプ。ルメールはわかっていたのかな……と、また、つぶやきシロー状態。
 ところで、注目のヴァーミリアン。右の飛節に炎症。幸いと言うべきか軽度のもので、来る2月24日のGI「フェブラリーS」は、再調整して臨むとのこと。それでも、今回のような軽度のことが、のちのち後を引くケースもあります。とくにヴァーミリアンのようなレコードで走り抜くスピードを持っている馬ほど心配されます。川崎記念から約3週間でフェブラリーS。その後、ドバイ遠征も控えており、大事に至らぬようにといのるばかりです。
 一方、フェブラリーSの前哨戦、「根岸S」を快勝した1番人気のワイルドワンダー。本番に向け、まずは順調な滑り出し。馬体重が前走のジャパンCダートとの比はマイナス6K。仕上がり過ぎていた点が、少し気がかりです。