2008年、今一歩のところで、なかなか重賞に手が届かなかった武豊騎手。2月24日、ようやくファンの期待に応えて待望の重賞勝ち。それもGIフェブラリーSとは、さすがに武豊騎手が武豊騎手の所以たるところでしょうか。2月29日現在、東西リーディングジョッキー部門、総合第1位。連対率が3割5分。これも総合でトップ。
昨年、同じ時期、つまり1回東京、2回京都が終了した時点で、武豊騎手は東西総合の第7位。勝ち星が14勝。今年は25勝ですから、昨年の倍以上の勝ち星。この辺にも武豊騎手の意気込みが見てとれます。
ちなみに、昨年の同じ時期で1位の安藤勝騎手は28勝、2位が岩田騎手で24勝。出だしで大きく水を開けられてしまいました。結果的に武豊騎手は年間総合第1位に輝いたものの2位の岩田騎手とは11勝差。騎乗停止期間が多々あった岩田騎手が無事に騎乗してきたら、かなりリーディング争いは微妙だったかも知れません。
その辺の危機感が武豊騎手にあるのでしょうか。岩田、安藤勝騎手とも地方競馬出身ジョッキー。しかも、今年は職人的技術を持っている内田博騎手がJRA入り。生粋のJRA育ちの天才ジョッキー、武豊騎手にしてみれば負けるわけにはいかないのです。
自らを鼓舞し、勝つことが自分の答え、とばかりに、意気込みが昨年とは違うような印象です。
そして、いよいよ3月29日、GIドバイワールドCに愛馬、ヴァーミリアンでチャレンジ。フェブラリーSを制した勢いで、日本凱旋を楽しみにしたいと思います。
トップで快走! 武豊・2008初重賞Vは ヴァーミリアン!!(*^_^*)
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