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年の始めは金杯から


 JRAは今年も東西の重賞は「金杯」からスタート。ただ、例年は1月5日が初日でしたが、今年は6日から3日間開催。1年の計は金杯にあり、と競馬ファンの間ではよく言われますが、昨年の中山金杯で◎のアサカディフィート(6番人気)が2着。優勝したヴィータローザ(7番人気)と鼻差。馬連で9100円はゲットしたのですが、馬単を逃して悔しい思いをしました。
 でも、京都金杯でビッグプラネット(6番人気)の逃げ切りとみて◎。先行ニューベリー(12番人気)もマークしたら、これが大正解!馬単で3万2360円。馬連でも1万8930円もつきました。ただ、迷った末、3着のアルビレオ(9番人気)を切ったものですから、3連単の42万近い馬券を取り損なってしまいました。
 昨年はこういった悔しい、惜しいケースが幾度となくありました。1年の計は金杯にあり、何となく自分ながら納得しているところです。

 さて、今年の中山金杯は楽しみな馬がでてきました。昨年の弥生賞でアドマイヤムーンと大接戦の2着。現4歳でもトップクラスの実績を持つグロリアスウィーク。そしてブラックタイド。あのディープインパクトの全兄。更に休養明けの中日新聞杯で3着。変わり目が見込めるマヤノライジンです。私自身もこの3頭の争いと見ていますが、前走の中日新聞杯でトーホウアラン、インティライミと接戦、休養前の札幌記念でもアドマイヤムーンと接戦したマヤノライジン上位とみています。とはいえ、初めての中山はともかくとして、当日が大雨の予報。雨はグロリアスウィークに味方するかもしれません。
 大穴のムードを持っているのは、前走で7馬身差の独走劇を演じたシャドウゲイト。53㌔というハンデも魅力。雨、単騎逃げ。一角崩しの可能性もあります。

 ☆京都の金杯は

 京都金杯はポイントが2つ。強力な逃げ馬が不在。展開がカギです。更に、雨が降ると人気の一角キンシャサノキセキは応えます。となると、浮上するのが前で対応できるマイネルスケルツィとフサイチリシャール。脚質に幅が出てきたサクラメガワンダー。とくにフサイチリシャールは、重馬場の京都でドリームパスポートを、ちぎった実績があり先行力も味方に最有力。むろん、仮にマイネルスケルツィがスタートを無難に決めて、マイペースに持ち込むと、逃げ切りのチャンスもあります。サクラメガワンダー、キンシャサノキセキは、良馬場がベストの条件。マルカシェンク、スズカフェニックス、ホッコーソレソレーも馬場状態が大きなカギです。