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ありがとう! 藤岡祐キャプテン様


 函館記念はどんなことがあっても狙い撃ちしてやる! と、前面プッシュで構えていたのがトーセンキャプテン。長い休養から復帰後、まだ体調が不十分の状態で臨んだ目黒記念。人気の中心アルナスラインと0秒6差。阪神大賞典でアドマイヤジュピタの2着だったアイポッパーと0秒1差。これは函館戦に出てきたら迷わず買い、と踏んでいたら、巴賞があらら・・4着。スタートで後手に回り、終始後方を追走。直線は4角大外を回る大きなロス。それでもゴール前の伸び脚は上々。勝ち馬と0秒2差。私に言わせれば取りこぼしたのです。勝っている内容でしたから武幸四郎騎手を恨みました。
 で、函館記念。今回は函館の星ともいえる藤岡祐騎手にバトン。彼はいつもさわやかスマイルで、函館入り後も実に好調。現在、東西リーディングジョッキー56勝で総合8位。函館記念は中団の後ろ。インをピッタリ追走。4角で一瞬外に進路を変えようとしたのですが、スムーズに行かないとみるやいなや、際内、ラチ沿いを突いてグイグイ伸びてゴール前で先頭。外から追い込んだフィールドベアーの追撃を、鼻差振り切り優勝。着差が着差ゆえに、藤岡祐騎手の一瞬の判断が優勝をもたらしました。
 アーリントンC以来1年5ヶ月ぶりの重賞勝ち。時計の2分0秒3は、過去10年でエアエミネムに続く2番目に速いタイム。4歳馬で8戦4勝。次走は札幌記念でしょうか。いずれにしても秋の重賞戦線が楽しみになってきました。
 それにしても、3着にしぶとく粘りこんだマンハッタンスカイ。この函館記念がなんと今年10戦目。いくらなんでも使い過ぎだろうとみていたのですが、いやはや優勝したトーセンキャプテンと1馬身差。頭が下がる思いです。
 ところで、巴賞で同着優勝だったマヤノライジン。発走1時間前、単勝8人気。え、何故、巴賞の勝ち馬が8番人気? あまりにも人気がなさ過ぎでしょう、と思っていたら直前は5番人気に浮上。結果も5着。ファンの方はご存知でした。
 とはいえ、◎トーセンキャプテン○フィールドベアー△マンハッタンスカイで、馬単3,980円、3連単1万7,620円をゲット! 嬉しい函館記念となりました。