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やったー、リチャードがスワンS快勝!コパさんからのメッセージ・・!(^^)!


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10月25日、私は雨の中を新幹線で一路、新潟へ。この日は新潟最終日。BSNテレビ競馬中継「ワンダフル競馬」の解説があったのです。

 実はこの日、あるレースを前にドキドキして、胸の高鳴りを抑えきれないくらいの心境でした。

 そうです、注目の「スワンS」があるのです。マイルチャンピオンSの前哨戦。私はこの日まで、手ぐすね引いて心待ちしていた1頭の馬がいたのです。コパノリチャードでした。デビュー当初からケタ違いのスピードを披露。馬主のDr・コパさんに「今年はリチャードで凄い年になりそうです」と断言。皐月賞まで駒を進めたくらいの馬でした。皐月賞は5番人気に推されたものの前半5ハロンを58秒0という激しいペースで逃げまくりさすがに失速。

 とはいえ、先手を取ったときのしぶとさは一級品。NHKマイルCのあと充電して秋初戦がポートアイランドS。このレースは逃げ馬の博覧会のような一戦で、逃げ、先行馬は案の定、総崩れとなり、2番手のコパノリチャードも最後は放棄したようなレース。

 で、ひと叩きした2戦目がスワンSだったのです。なんといっても、幸いなことに同型がテイエムオオタカだけ。そのオオタカも以前ならまだしも最近は好位で控える競馬。となると、今回は間違いなく一人旅。久しぶりにコパノリチャード本来の競馬ができるのです。

 しかも、京都の芝1400mは昨秋のデビュー戦で横綱相撲を演じているドンピシャの舞台。その当時の時計が1分21秒3で、びっしり追っていれば1分20秒台が期待できた破格のタイム。1000万クラスの勝ち時計に匹敵する内容だったのです。

 私はBSNの番組の前日に、コパさんに次なるメールを発信。

 「リチャードにとって久しぶりの単騎逃げ。一人旅ですね!明日はBSNテレビで中継。リチャードの応援解説をふんだんにしてきます。アーリントンC以来の重賞制覇となるよう祈願しております」と送信。

 そして、コパさんから「スワンS リチャード一人旅で快勝!最高ですね。明日は仕事で京都にコパが行けないのもプラス?(笑い)応援解説頼みます」と拝受。

 この日の京都競馬場は稍重馬場。朝から晴れていたせいか馬場の乾きが早いようでした。

コパノリチャードはなんと浜中騎手が騎乗するにもかかわらず8番人気。20.5倍のオッズ。ワアォー!穴党にはたまらない響き。いいぞー!リチャード。

 スタートはテイエムオオタカが良かったにもかかわらず、気合を入れてリチャードが一気に主導権。内で懸命に抑え込むテイエムオオタカ。外から1番人気のマジンプロスパーがリチャードの逃げをマークする形でしたが、やはり背後に控える2番人気のグランプリボスが気がかりな様子。

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 そんな後続馬の思惑は一人旅に出たリチャードには関係ありませんでした。ひたすらゴールへ向かうのみ。

 35秒3-46秒8-58秒0と、きれいに11秒台のラップを刻んで行きます。最後は待機していたダイワマッジョーレ、サダムパテックが外から追い込んできましたが、コパノリチャードを脅かすまでは及びませんでした。会心の圧勝劇。

 そして、コパさんから感謝のメール。

 「上手くいきました!リチャードの応援メールありがとうございました。また楽しみが増えました」と、コパさん。

 このあとGIでしょうか。また一人旅が見たいリチャード君です。

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