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アメリカJCCから学んだこと


 圧倒的な人気に支持されたインティライミが、ゴール前で失速して4着。「レース中に折り合いを欠いた」とは、今回騎乗した柴田善騎手談ですが、ハンデ戦ならともかく別定重量戦で、準ОPを鼻差勝ちしたばかりのシルクネクサスに敗れるとは、あまりにも不甲斐ないです。一昨年のダービーであのディープインパクトの2着に健闘。この私も◎で応援したほどの馬です。それゆえ個人的にも愛着が湧き、応援してきたのですが、なにかモロさもある馬です。それに今回は柴田善騎手が初めて騎乗。中山の急坂も初体験。更に、他の馬に目標にされる不利がありました。もうひとつ気がかりなことが、寒い時期はよくない印象です。どうも走りが硬いような気もします。あのダービー時のようなノビノビした走りがないような感じがしてなりません。
 一方、優勝したマツリダゴッホ。サンデーサイレンス産駒で札幌の新場戦で、いきなり7馬身差の独走劇で、存在感を強烈にアピール。その後、期待されながらも伸び悩んでいましたが、暮れの中山で準ОP、そして今回の重賞勝ち。ようやく軌道に乗ってきた印象です。ただ、今回は相手をインティライミ1頭と絞り込んで、横山典騎手が大胆な騎乗法で臨んだことが大成功。マツリダゴッホが本物であるかどうかは、今後の一戦一線にかかっています。
 さて、私は今回のアメリカJCCは、インテレットに◎をつけました。というのも、レコード決着だった昨年の菊花賞で、6着だったものの人気のメイショウサムソンと大接戦し、かつ、上がり3Fが勝ったソングオブウインドに次ぐ34秒0の豪脚。休養明けとはいえ、メイショウサムソンが出てきたと考えると、アッサリもあっていいはず。しかも、後藤騎手も調教の段階から跨り、感触を確かめていたほど。結果は2着。ゲートで潜る仕草をみせたり、出遅れたり、決して満足なレースではなかったのに、大外から一気に伸びて来ました。やはり、潜在能力はたいしたものです。
 私の携帯予想サイト「アベコーの競馬大予想」では▲◎で、まずまずの配当にホットしています。

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[左]レース後の後藤騎手/[右]後藤騎手とのツーショット

 競馬に絶対はないというものの・・・

 競馬には絶対という言葉はない、とよくいわれますが、中山6日目メインのアドマイヤカリブは、能力、勢い、調教状態、展開、メンバー構成から、まず負けられないと判断。携帯サイトでも強気に推したのですが、残念ながら2着に敗退。がっかりしました。スタートでの発馬ミスが、1200メートルの距離ゆえに、大きく応えたようです。印し的には▲◎○で3連複2460円しか手にすることはできませんでしたが、3着に取りこぼさなくて良かったです。
 土、日の中山メインは共に後藤騎手に◎。共に出遅れるアンラッキーさがありましたが、それでも2着に持ち込んできたあたり、彼、後藤騎手の責任感、一生懸命さが伝わってきます。大好きな騎手でもあります。
 ところが、先週、中山の特別競走で直線外に出してから、別にもたれたわけでもないのに、ビッシリ追わないで差のないところに来た馬がいます。私の本命でした。サイトでも◎に推奨。馬券も結構買っていたので、やる気のない騎乗ぶりにはガッカリしました。と同時に腹が立ちました。この方はたまにこういう乗り方をします。それゆえ高額馬券は投入できません。解せないので、次も追っかけて本命にしてみます。