第2回「ジョッキーマスターズ」芝1,600mが、11月9日、東京競馬12レース後に行われました。昨年から始まったこのシリーズ。ファンの大変な盛り上がりに、今年もエキシビションレースとして設けられて、今年も多くのファンで大フィーバー。
1番 松永幹夫 サウスグローリー
2番 ランス・オサリバン メジロヴィルゴ
3番 南井克己 アクトレスシチー
4番 河内洋 アウレウス
5番 佐々木竹見 ファディスタ
6番 岡部幸雄 ダイレクトシチー
7番 マイケル・ロバーツ アルファキャスパー
8番 安田隆行 ガットストロング
日本人騎手(佐々木騎手を省く)は、いずれも東京競馬場のクラシックを制覇。ロバーツ騎手は、ランドでジャパンCを優勝。オサリバン騎手もホーリックスでジャパンC優勝。オグリキャップとの激しいデットヒートは、世界レコードの死闘として、今でも語り草になっています。そのオグリキャップが、この日、パドックに登場。なんとも気の利いた企 画です。ファンはやんやの喝采。大喜びでした。また、オサリバン騎手が騎乗した馬が、ホーリックスと同じ芦毛のメジロヴィルゴ。
一方、「鉄人」こと7,000勝ジョッキーの佐々木竹見騎手。67歳の姿が東京競馬場にありました。
馬場の中央から先頭に立った河内に、外から執拗に鉄人、佐々木、内から風車ムチでオサリバン。その内から岡部。実戦さながらの激しい攻防。スタンドからは大歓声。片 手を高々と上げたのは河内洋。惜しくも半馬身差で悔しがる佐々木竹見。頭差で岡部、首差でオサリバン。各ジョッキーはレースを終えて笑顔を絶やさず、それぞれが満足そう。
昨年に続く連勝を飾った河内洋騎手は「この中では若手だからね。いいレースを見せられて良かったよ」
また、佐々木竹見騎手は「楽しかったし、無我夢中だったよ。また乗りたいね」と、笑顔でコメント。
素敵なオジサンたちのマスターズ。年1回とはいわず春秋2回は見たいものです。