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ショック!!ヴァーミリアンはもう立ち直れないかも・・?!


 ジャパンカップダートは1番人気に推されたエスポワールシチーが圧倒的強さで堂々の逃げ切り勝ち。これでマーチS、かしわ記念、南部杯に続き4連勝。まさに破竹の快進撃。絵に描いたような本格化の姿を見せつけています。
 昨年からジャパンCダートは、阪神のダート1,800mに変更されましたが、昨年の優勝馬はカネヒキリ。勝ちタイムが1分49秒2で、レースのラスト3ハロンが36秒6。今年のエスポワールシチーは1分49秒9で、ラスト3ハロンが37秒1。昨年よりも0秒7も遅いタイム。同様にラスト3ハロンも昨年のほうが優秀。今年は途中までやや重馬場。ジャパンCダートは良馬場発表だったとはいえ、明らかに良馬場よりも水分を含んでいて、走りやすい馬場コンディション。であれば昨年よりも時計が遅かったのは、やはりレベルの違いともとれます。
 となると、今回のジャパンCダートで、エスポワールシチーと人気を分け合ったダートの王者ヴァーミリアンの8着をどう見たらいいのでしょう。好スタート、好位置を確保できたのに、中団に下がり4角からもほとんど、伸びらしい伸び脚も見られませんでした。昨年は断然の1番人気で、頭・首差の3着。時計が1分49秒3、ラストが36秒2。対して今年は1分51秒1、ラストが37秒6。昨年とそのタイムの違いは歴然。果たしてヴァーミリアンに何があったのか。
 まず、前走のJBCクラシックで1番人気に応えて優勝。おお、やはりヴァーミリアンは凄いや。という声が上がる中で、この優勝に首をひねってしまった私。何故なら、破った相手がマコトスパルビエロ、ワンダースピード。とくにマコトスパルビエロはトップクラスと互角に渡り合った実績が欠如。明らかに格下なのです。またワンダースピードもGI級と呼ぶには役者不足。この2頭を相手に、ヴァーミリアンが頭・首差の大接戦で優勝したとしても、あまり胸を張って誉められる内容ではありませんでした。本来のヴァーミリアンであれば、楽に3馬身くらいは突き放さなければならない相手。この時点で、ヴァーミリアンは良化途上、JBCはたまたま経済コースをぴったり走れ、相手に恵まれて勝ったようなものだ、と私は判断。
 8歳馬カンパニーのGI制覇で、年齢に対しての評価が変わってきていることは事実ですが、それでも競走馬はある年齢から、減速して行くことは避けられません。ヴァーミリアンは8歳を目前にして、いくらか老いが進行しているとすれば、全盛時の姿を見ることは、もう夢かも知れません。
 昨年、カネヒキリと首差の死闘を演じた「東京大賞典」が、12月29日(火)に、TCK大井競馬場で行われます。距離は2,000m。抜群の実績を残す東京大賞典で、どんなパフォーマンスを見せることが出来るのか、ヴァーミリアンの運命を決定付ける一戦になるはずです。
 今年の3歳のダート戦における大攻勢は目を大きくするばかりです。そんな中でシルクメビウスが2着。更にゴールデンチケットが3着。今年の3歳馬の存在感を十分にアピール出来ました。シルクメビウスはトパーズSで、後続を豪快にちぎり捨てる圧勝劇から中1週での快走。見事でした。また、ゴールデンチケットはこれまで先行策でアピールしてきたのですが、この日は、直線勝負に賭けてゴール前一気の追い込み。さすがジャパンC優勝のルメールJ。これまたアッパレでした。
 大外枠で苦労していた3番人気のワンダーアキュートが6着。スタートで出遅れて流れに乗れなかったラヴェリータが13着。ワンダーアキュートから0秒2差。これらの3歳馬は、今後もダートでは目を離せません。