何があったのか!?昨年の覇者サトノノブレスの大凡走!!
昨年の覇者で1番人気に推されたサトノノブレスが信じられない敗退。11着の惨敗でした。 終始中団の外でスパートのタイミングを計っていたサトノノブレスでしたが、直線外からまったく伸びを欠き凡退。スローペースでラスト11秒6-11秒3-11秒5。34秒4の争いの中で外をまわる展開。58Kのハンデを背負っていたこともあり、まったく見せ場なし。大事に騎乗するのはわかりますが、あまりにも消極的。過去、良績を残している京都なのですから、池添騎手ももっと勝ちに行く強気の競馬をしても良かったのではないでしょうか。残念です。 優勝したアドマイヤデウス。ダービー以来の実戦ながら、プラス8Kでシッカリ出来上がった馬体。明らかにほとんどが成長分。中団の前くらいの位置で、終始インを通る岩田騎手ならではのロスなし作戦。直線もピッタリと内をついてグイグイ伸びて来ました。ラストが出色の33秒8も経済コースを通ったなせる業。いずれにしても、期待されていたクラシック候補が戦列に顔を揃えて来ました。 2着のフーラブライドも酒井学騎手が上手に乗りました。これも中団のインで末脚を温存。エリザベス女王杯でラキシスの4着。京都の2400mは走るだろう、と考えていたら案の定でした。牝馬で55Kを背負ってこの好走。6歳を迎えましたが、まだまだ期待できそうです。 昨年の日経新春杯2着のアドマイヤフライト。今回は3番手で流れに乗り、直線もしぶとく伸びていました。夏の札幌記念以来の実戦で、馬体がプラス20K。いかにも重目残りの印象でしたが、うまくスローの流れに乗れたことで、能力をフルに生かし切りました。藤岡祐騎手の好騎乗が光ります。 2番人気に推されたタマモベストプレイは2、3番手の積極策は予測できたことですが、どうしたことか嫌気を出したのか直線は伸びなし。京都大賞典でラストインパクトの2着で京都はベストの舞台。ハンデは57KでしたがジャパンC以来の実戦で14K増。調整不十分?不可解です。 私は準オープンを勝ち上がったばかりですが、再び関西に遠征したホーカーテンペストが◎。オリオンSの内容が際立っていたので、ドキドキで朗報を待ったのですが、最悪の競馬でした。スタートしてゴチャつき、他の馬と接触するような厳しい競馬。そして位置を前に上げようとしたら、引っ掛かり口を割って、浜中騎手が必死に抑える展開。しかも、4角ではサトノノブレスを追うように一番外をまわる厳しい形。13着も無理ないところでした。不運もありましたが、浜中騎手と呼吸がまったく合っていませんでしたね。状態がすこぶる良かったので残念です。
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