人気テレビ番組「さんまのスーパーからくりTV」からはじけた一人の青年。大江裕(おおえゆたか)クン。昨年、めでたくクラウンレコードからデビューとなり、スタジオに遊びに来てくれました。
「恐れ入ります。今日はどうぞよろしくお願い致します」と、丁寧な言葉でスタジオの席につくと、まずは初対面の私に向って、太陽が少しはにかんだような笑顔でにっこり。そして目が合うと、また「恐れ入ります」とご挨拶。
TBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」のゲストは、演歌界の超新星、北島三郎さんの秘蔵っ子、大江裕クン。ご存知の方もいるはずですが、彼は「さんまのスーパーからくりTV」で爆発的人気。裸の大将のような風貌、高校生演歌歌手と、その丁寧口調で一躍、お茶の間の人気者。
「大江クンは、現在、二十歳なんですよね。ポップス系、ロック系が全盛時代に、なんでその若さで演歌を・・」と私。
「恐れ入ります。ワタクシ小さいときから祖父と、常に一緒にいたものですから、よく祖父の背中で演歌を聴かされたものでございます。それで、演歌が身体の中に染み込んだのかも知れません」と大江クン。
「なるほど。で、演歌といえば大御所、北島三郎さんとなるわけですね。でも、よく北島ファミリーのお仲間に入れましたね~」と私。
「ええ、そうでございますね~。最初は、からくりテレビのなかで、北島三郎さんの大ファンですと、常に言っていまして、あるとき北島三郎さん宛てに、ワタクシの思いを綴ったお手紙を、お届けしたわけなんです。そうしたら、お会いしていただける、と言うことになったんです」と、一つ一つ思い出すように語る大江クン。
「大江クンは大好きな先輩歌手とか、歌というものは特別にありますか?」と尋ねると、
「はい。もちろんでございます。北島三郎さんです。ワタクシにとって神様のような方ですから。歌も北島三郎さんの歌が、ずーと大好きでございます」と大江クン。
「私も競馬場で北島三郎さん、サブちゃんにお会いすると、よく声を掛けていただいて、予想を聞かれますよ。本当に気さくな方ですよね。昨年2月15日に発売となった大江クンのデビュー曲『のろま大将』は、北島三郎さん作曲なんですよね」と私。
「ええ、そうでございます。北島先生に書いていただきました」と、大江クン。
「大江クンは、大阪の岸和田出身なんですね。あの有名な威勢のいいお祭り岸和田だんじり。そこで生まれた大江クンですよね」
「はい。そこで生まれました。祖父の背中で北島三郎さんの歌を覚えさせていただきました」と大江クン。
「しかしながら、大江クンはその丁寧語は、どうやってマスターしたの?」と、まりんチャン。
「恐れ入ります。言葉は祖父が優しい人でしたから、そこから自然に身についたものだと思います」と大江クン。
「土地柄、大変珍しかったような気もしますが、そういえば、早くもセカンドシングルの『ゆうやけ大将』を発売したとか」
「ありがとうございます。北島先生にまた書いていただきました。とってもいい歌でございます」と大江クン。
「更に、4月7日にはファーストアルバムが出ます」と、まりんチャン。
「そのアルバムの中身が凄いです。昭和20年代から30年、40年代の大ヒット曲ばかり。二十歳の大江クンが生まれる前の歌ですよ」と私。
「そうでございます。素晴らしい曲ばかりで、ワタクシも大好きな曲なんです。祖父によく聴かされました」と大江クン。
人を感動させる歌手になりたい、という夢を持つ大江クン。
「恐れ入ります~ぅ。皆様から愛される立派な演歌歌手になって、紅白に出るのが夢です。頑張りますので、よろしくお願いいたします」と大江クン。
演歌界の大器! 大舞台での勇姿を是非とも拝見したいものです。頑張れ大江裕クン!
恐れ入ります!わたくしにとって北島三郎様は神様なのでございます!!(^^♪
Category: 競馬 /