fbpx

今年も夏至の日に年輪を重ねられた喜び、そして感謝(*^_^*)


   Img_0570_250_2

生ある限り確実にやって来る誕生日ですが、私もこの6月21日、夏至の日に無事、年齢を重ねることができました。この1年、多岐に渡り支えて頂いた皆様には心から感謝を申し上げます。
 思い返せば、この1年という年は、私にとって苦痛という試練を課せられた年でもありました。
 あまりの腰部の激痛と、強烈なしびれによる歩行困難。歩くことも立っていることも激痛で耐えられなくなったほどでした。中山競馬場はむろんのこと、東京競馬場への駅から移動にも、JR南船橋駅から目の前の船橋競馬場にも仕方なくタクシーに助けを求めたこともあったほどでした。

Img_0572_180
 中山競馬場にある診療所の先生の勧めで病院でのMRI診断。病院の整形外科の先生から下された診断は、やはり「脊柱菅狭窄症」。腰部ヘルニアと似た症状ですが、長い付き合いになる、と担当の先生から言われて、一瞬、気が滅入りましたが、どうしても手術ということはない、という言葉に勇気付けられた思いがしたものです。
 病院に行く前から、このやっかいな症状について猛勉強。 私と似たような症状で手術したことがある柴田善騎手に直接尋ねたこともありました。小林久騎手にも腰痛で苦しんでいて対処方法を教えてもらいました。
カイロプラティック、整体、気功にマッサージ。漢方薬にグルコサミン等、お世話になっている方から送って頂いたこともありました。それと共に一時、休んでいたスポーツクラブでのジャグジーなどの気泡による治療も再開。
 ホッとする季節が到来した4月上旬、ようやくいつもより長い時間、スムーズに歩けたのです。バンザーイを心の中で叫びながら、中山競馬場まで一歩一歩大地を踏みしめ歩いた覚えがあります。ご自分は歩き、自転車をどうぞ、と言って貸してくれたHさん、都内の駅までわざわざ車で送ってくれたTさん、Iさん、ありがとうございました。テレビに出演している女性ながら、カバンと荷物を持ちましょうと、いつも優しい言葉をかけてくれるSさん。感謝をしています。身体の不具合になったときに、人の細かな優しさが細胞の隅々まで沁み渡る思いです。

 

Img_0573_250昨年の秋、11月下旬、それは突然の衝撃的知らせ。私、アベコーの予想をメーンに掲 載させて頂いている「リアルスポーツ」こと内外タイムスが休刊。
 「今朝、重役会議で決まりました。アベコーさんには突然ですみません。先週で休刊になりました。力不足で申し訳ありません」と、レース部のデスクMさん。声が少し震えているようでした。新聞、雑誌の紙媒体は広告収入が生命線。折からの不況と、風俗広告の規制で苦境に立たされていたのですが、様々な起死回生も実りませんでした。
 以前、私が在籍した競馬専門紙「ホースニュース馬」は、私が去ったあと休刊、倒産ということになりましたが、ネットなど時代の変化の過度期。新聞、雑誌はその荒波をモロに受けているのかも知れません。

 

色々とありましたが、お陰様で、こうしてまた今年も無事に1年という年輪を重ねることがImg_0575_250_2で きました。
一方で、この世界には不幸にしてその尊い命を閉じることになってしまった幼き子供たち、そして青年・・。私たち一人一人がそんな不条理な世界の根絶に、努力をしなければならないと思います。1年年輪を重ねることが出来たということは、未来に向けてそのミッションを少なからず背負うということだと考えています。
 いずれにしても、私の今年の願いは優しい年輪を重ねることと、自分磨きの1年にしたい、ということです。

Birthday2_2