先週のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」は、今年6月6日で東池袋に開店して50周年を迎える東池袋大勝軒本店を代表して山岸一雄マスター(大勝軒会長)に登場してもらいました。題して「東池袋大勝軒今昔物語」。
東池袋の寂しい場所に「大勝軒」をオープンさせた当時は、あんなところに店を構えてもすぐ潰れるよ、と言う周りの反対を押し切っての航海だったという山岸マスター。
現在のサンシャインビルもなければ高層ビルもない。巣鴨プリズン跡があって、現在の西友ストアーもなく、高速道路もない。夜ともなれば薄暗い電柱の明かりを頼りに、やってくるお客を待って、営業していたとか。山手線の最終で帰宅するサラリーマンが、大勝軒という提燈を頼りに立ち寄ってくれるので、それを待ちながら深夜午前2時頃まで営業をしていたそうです。
それから麺つくり、チャーシューなどの仕込み。スープ作りで朝が早いので、睡眠時間は平均3時間くらいだったとか・・。
「当時の住所が不思議な縁で、東池袋4-28-3だったんですよ。これは私の誕生日4月28日と同じなんです。驚きましたね。だからこれはご縁を感じて、ここでもうまくやって行けるという自信のようなものがありましたね」と、当時を振り返る山岸マスター。
東池袋大勝軒は、山岸マスターの二度に渡る足の大手術、二人三脚でやってこられた最愛の奥様の死。長い休業。その休業の張り紙に、埋め尽くされた温かい励ましのメッセージ。大勝軒を支えた多くの近隣のファン。それに応えようと山岸マスターの奮闘は続くのです。
マンスリーで登場する山岸マスターの語る「東池袋大勝軒今昔物語」。いずれここでご紹介いたします。昭和の香りがする実に感動的な東池袋大勝軒の山岸マスターと、それを支えたファンの物語です。
さて、今週のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」は、セレブタレントでお馴染みの女医でもある西川史子さん。どんなセレブぶりをトークで披露するのか楽しみです。また競馬は「東京新聞杯」を予想。西川さんのセレブ予想も乞うご期待ですね。
土曜18時30分からの生放送です。