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無敵の王者がいよいよ満を持して登場!


 今週は3冠への道、第1弾「皐月賞」です。主役は4戦4勝、無敵のフサイチホウオー。ちぎって勝つような無駄なことはせず、半馬身差、首差、首差とコツコツ勝ち星を積み上げてきました。着差が着差でも次は大丈夫か?という不安感は一切なく、いや~強かったなー、という単に着差では伝わらない迫力、凄みが、ホウオーにはあるのです。
 ことレースで見せる勝負強さは、歴代のクラシック馬と同様な威圧感が彼には存在します。無駄な力は使わない、日本が誇る3冠馬シンザン型。それに近いものです。
 昨秋、2戦目の東スポ杯2歳Sで、内から追い込んだドリームジャーニー。外から末脚を伸ばしたフライングアップル。その間にサンドイッチ状態で苦しい局面でしたが、ゴール前ではなんと相手を見下したかのように再加速、グイと割って出て半馬身先着。この勝負強さ、このガッツに度肝を抜かれたものです。それゆえ、馬体を併せることができれば、フサイチホウオーの勝ちはほぼ確実かも知れません。
 ところが、前走の共同通信杯で大外から、ゴール前で一気に伸びてきたのがダイレクトキャッチ。首差まで肉薄してきたのです。こういう離れたところから一瞬の脚で、追い込みをかける馬にホウオーの弱点をつかれる恐れがあります。
 その筆頭は、弥生賞を制したアドマイヤオーラでしょうか。シンザン記念でダイワスカーレットを捉えた33秒3の破壊力は、あまりにも強烈。ただ、実績、人気的に思い切った手は取りづらい印象があります。となると、射程圏に置いて、フサイチホウオー的にはレースがしやすい感じがします。
 毎日杯でもの凄い追い込み勝ちしたナムラマース、弥生賞でアドマイヤオーラに首差まで肉薄した3戦目のココナツパンチに、一角崩しの刺客的、不気味さが漂います。
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