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真っ直ぐ走っていれば結果は際どかったぞー


  弥生賞に続く皐月賞トライアル。3着以内に入れば皐月賞出走権。私は芝1800mでレコード勝ちを含めて2勝の実績を持つプラチナヴォイス(6番人気)に期待しました。

この日、1番人気は朝日杯FSの覇者サトノアレス。中山は2戦2勝のアウトライアーズが2番人気。以下、トリコロールブルー、モンドキャンノ、ウインブライトと続いていました。 スタートと同時に内枠の馬たちが我先にといった具合に出て行きます。主導権を取ったサウンドテーブル、オールザゴー。この時、モンドキャンノがポジション取りに一転した積極策。スタンド前と言うこともあって、モンドキャンノは少し掛かり気味。

私のプラチナヴォイスは目の前から間があいた7番手で、気持ちよさそうに走っています。それから少し離れたところにウインブライト。その直後がアウトライアーズ、サトノアレスは最後方。

前半の半マイルが48秒6。1000m通過が60秒3。少し時計を要する馬場コンディションとしてもスローに近い流れ。 それは4コーナーでした。先頭に立ったオールザゴーでしたが、外から仕掛けたプラチナヴォイス。抜群の手応えで先頭に立ったのです。 ところが、先頭に立ったものの阪神フィリーズレビューのレーヌミノルのように内へ内へと斜行。後続とだいぶ差があったので、事なきを得ましたが、内ラチのところまで寄れて、逃げるような形のレース。

レース後、和田騎手は「目標があるといいけど、1頭だけになると寂しいのかモタれてしまいました」とコメント。 これで風向きが向いたのが、プラチナヴォイスの真後ろで展開していたウインブライト。そして、ウインブライトの内側から伸びて来たアウトライアーズの追撃を凌いでゴールイン。

プラチナヴォイスは半馬身・半馬身差の3着。真っ直ぐ走っていれば、1馬身差から考慮して勝ち負けだったように思えます。それゆえ悔しい3着でした。

GI馬サトノアレスは直線追い込んで来ましたが4着まで。トリコロールブルーが5着。 そしてモンドキャンノは引っ掛かり失速。10着と惨敗でした。

まだまだ不安定な3歳牡馬クラシック戦線。まだまだ混戦模様です。