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ありがとう!◎トレイルブレイザーからバレンタインのプレゼント(^^♪


No1  バレンタインデー2日前の2月12日。京都競馬場では春の天皇賞に向う古馬一線級の大将格が揃い踏み。
 レコード決着となった秋の天皇賞でトーセンジョーダンと半馬身差で渡り合ったダークシャドウ。3ヵ月半ぶりの実戦ながら、卓越した仕上げ方で臨んでくる堀きゅう舎とあってか1番人気。
 あのオルフェーヴルと同期で、ダービーで2着、神戸新聞杯が2着で、菊花賞も2着。オルフェーヴルに次ぐ実力を誇るウインバリアシオンが2番人気。
 昨春の天皇賞馬で、海外初戦のフォワ賞で2着。帰国初戦で休養明けの有馬記念が見せ場十分の僅差。風格を増したヒルノダムールが3番人気。
No2  そして、菊花賞で3着だった切れ者トーセンラーが続く人気。この4番人気トーセンラーの単勝オッズが5・2倍。つまり、上位4頭の争いという見方をするファンの方が圧倒的に多く、この4頭の牙城は相当強固のようにも思われました。
 が、私の予想はこうでした。この上位4頭は、これまでその強靭な末脚を生かして実績を残してきた馬。とすると、京都記念も末脚を温存で直線勝負。互いのライバルたちを牽制しながら持ち味の末脚に託すわけです。
 ところが、京都の芝2200mというのは、あの絶対的人気だったブエナビスタが人気薄のクィーンスプマンテ、テイエムプリキュアに敗れ去ったように、意外性の結果が生まれる距離。逃げ、先行馬には要注意なのです。
 No3 そんなところから、後方で牽制しあう有力馬を尻目に、楽なペースで先行できる馬、つまりトレイルブレイザーにとっては願ってもない展開が待っている、と思えたのです。実際、ジャパンCでも積極策からしぶとく4着。優勝したブエナビスタ、2着トーセンジョーダンと0秒4差。ウインバリアシオン、エイシンフラッシュ、ローズキングダム、トゥザグローリー、ヴィクトワールピサ。錚々たる顔ぶれに先着しているわけで、直線が平坦な京都では、より持ち前のしぶとさが発揮できると思えたのです。
No4  レースは逃げると思われたリッツィースターは今ひとつダッシュがつかず、外からスイートマトルーフが楽に主導権。難なくトレイルブレイザーが2番手。これはまずいと思ったリッツィースターが押し上げて先頭に並びかけて行こうとします。このとき武豊騎手は前の2頭は度外視。後続とのリードを考えながら、少し離れた3番手で折りに専念。そこからまた離れてダークシャドウ、ロードオブザリング。トーセンラーにヒルノダムール。さらに離れてウインバリアシオンは最後方。
No5  余裕綽々で4角をまわったトレイルブレイザーは、グッとハミを取ると、そこから躊躇せず一気に先頭に立ち、しっかりした足どりでセーフティーリードを保って後続を圧倒。グイグイの伸びてきたダークシャドウ、大外から末脚を伸ばしたヒルノダムールが2着と3着。その後にトーセンラーがいて、直線で足元を気にするような素振りを見せた安藤勝騎手。そのウインバリアシオンは6着に敗退。なんとも納得しづらい騎乗でした。
 いずれにしても、トレイルブレイザーの単勝が1450円。馬単が4810円。3連複が1730円で、3連単が1万8600円。バレンタインデー2日前に大きなプレゼントを頂いた心境でした。
 ありがとう、武豊ジョッキー、ありがとうトレイルブレイザー!(^^♪