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ああ、ココナッツ出走叶わず!日本ダービー直前!


 ひょっとしてダービー馬になれていたかも知れないという馬がいます。ココナッツパンチです。2月の東京の新馬戦はケタ違いでした。中団から豪快に抜け出し圧倒。それもラスト3Fが33秒4という強烈な破壊力。前の週に行われた共同通信杯を制したフサイチホウオーが、1800mで1分47秒7の勝ちタイム。ココナッツパンチは1600mを1分35秒6。あと1ハロン、つまり200mを12秒1で走れば同タイム。
 これは只者ではない、と思い2戦目の弥生賞でも注目していたら、大外から強烈な末脚で圧倒的な人気のアドマイヤオーラに肉薄。なんと首差。う~む、父はステイヤーのマンハッタンカフェ。これは間違いなく走る、ダービー最有力候補だ、と、ほくそ笑んでいたのですが、唯一、皐月賞が彼の運命を押し戻してしまいました。先行馬がそのまま残る皮肉な展開。加えて18番枠の大外で、終始外々を回るコースロス。更に4コーナーでは大外のコーナーまで振り回される致命的な不利。これでダービー出走の権利を逸してしまいました。勝ち馬と0秒6差、1番人気アドマイヤオーラと0秒4差の僅差であっても、結果がすべて、勝負の世界の厳しさです。
 それでも、ダービー出走順位が20番目、賞金順で2頭が回避すると、奇跡の出走がある、その可能性に賭けて、私がコラムを書いている週刊大衆誌の担当者にお願いして、◎ココナッツパンチでいったのですが、夢は叶いませんでした。皐月賞のあと青葉賞、プリンシパルSなど、トライアルをチョイスできたかも知れませんが、日本ダービーで勝てるベストの仕上げで臨みたい、という大久保洋調教師の熱意を考えると、責めることはできません。
 さて、今回も皐月賞と同じようにヴィクトリーが逃げて、2番手にサンツェッペリンの形で展開しそうな気配。ただ、皐月賞で猛然と追い込んできたフサイチホウオーの安藤勝騎手も、当然、今回はヴィクトリーを射程圏に入れているはず。更に、調教師からあんな後ろからでは、と言われたアドマイヤオーラも皐月賞とは違った乗り方をしてくるでしょう。
 そこで、私は皐月賞の敗因がよくわからなかったナムラマース。全身バネのような走法で本馬場で迫力走でした。東京コースはことのほか走るフライングアップル。そしてプリンシパルで2分を切る時計で走り、ラスト33秒台の豪脚で圧倒したゴールデンダリア。この3頭がなんとも不気味。アドマイヤオーラとフサイチホウオーも当然有力ですが、まあ、先週のオークスの◎ローブデコルテ○ベッラレイアのようにいけばいいなあ~\(^o^)/と思っています。
 予想の結論は私の携帯サイトにアクセスして下さい。ちなみに、土、日の2日間みても200円以内ですみます。