東日本大震災で大きな被害を受けた福島競馬場。昨年度はすべて開催中止となり、福島競馬ファンをがっかりさせました。
被害は場内の施設破損はもちろんですが、それ以上にJRA関係者の頭を痛めさせたのが福島の原発による放射能汚染。県庁所在地の福島市は盆地状にあるため、放射能による汚染が蓄積しやすく、馬場内の芝・ダートにも当然ながら相当量の放射能が積もったはずです。
この馬場内の放射能除染、除去にJRAは一丸となって芝、ダートの全面回収作業に着手。45億円の経費を費やして、その努力が実り、ようやく今月からの福島競馬開催に漕ぎつけることが出来たそうです。
開催初日は待ちかねた競馬ファンで137・5%増(対一昨年比)の1万3198名の入場者が来場。翌、日曜日も123・5%(対一昨年比)1万8803名が来場して、福島競馬再開に大きな歓声を上げていました。
今週は一昨年の秋以来の重賞競走が行われます。その重賞「福島牝馬ステークス」にはフルゲートの16頭が出走。熱い女の闘いが期待できそうです。
できれば、その日の放射能の値を示す「安心計」のようなものを、ファンに一目でわかるようにあれば、不安を持つ競馬ファンがもっと行きやすくなるような気がします。
いぐべっちゃ、いぐっちゃ「フクスマ競馬場さ!」
復興を目指す新装なった福島競馬場で1年半ぶりの重賞競走(^^♪
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