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今年も新たな年輪を重ねられたことに感謝です!


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 先日の6月21日、新たな年齢を加えることができました。あの東日本大震災から1年3ヶ月。被災地は今年もかつての青々とした田園を見ることができません。
 そして残念ですが、まだ多くの行方不明者がいます。姿無き友人、知人のことを、ふっと考えると胸が痛くなります。
 先月30日、野田首相が渡米したおり、日本大使公邸にある米国人のご家族を招待しました。
 大津波で亡くなった宮城県石巻市在住の女性の英語教師テイラー・アンダーソンさんのご家族でした。アンダーソンさんは津波が押し寄せてきたときも、周囲の人たちを救出すべく奔走し、ご自身も無念ながら津波に巻き込まれてしまったのです。
 米国に残されたアンダーソンさんのご家族は、悲しみに打ちひしがれながらも、それでも東日本の被災地にために、募金、支援を米国で熱心に活動。私はテイラー・アンダーソンのご両親、ご兄弟のお気持ちを察すると涙が止まりませんでした。野田首相が招待して、ご家族にお礼伝えたのも当然のことだと思います。

 先日、中学の友人たちと会食。お互い健康が一番ということで落ち着いたのですが、それぞれ年輪という深みが、顔全体に出ていて年月の早さを痛感することになりました。
 そこで、私も一念発起して、身体を鍛えるべく自転車を引っ張り出し、遠出に向ってペダルを踏んでいました。
 いくつかの市を経て荒川沿いの土手をスイスイ。川風を受けながら、緑の風景。河川敷のサッカーグランドでボールを蹴る子供たち。その近くでは野球の白球を無心で追いかける中学生。初夏の風景画は素敵です。
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 浦和市に入ると、また市民の癒しの場、憩いの場所ともいうべき別所沼の風景に心を吸い込まれました。紫陽花が咲いている湖畔で、ベンチに腰を下ろしくつろぐ老夫婦。ジョギングを楽しむ若いカップル。すべてが美しい絵葉書きのようでした。
No3_1  別所沼から浦和駅傍の県庁を抜けて浦和競馬場まで足をのばしましたが、喧騒の雑踏の中、それを味わうようにゆっくりとペダルを踏むことも、なにか違った空間を探訪しているようで、新発見したような気分になりました。
No4_1  帰宅途中で年齢を重ねた我が自転車には遠出がきつかったせいか、自転車のタイヤがパンク。這う這うの体で自転車を牽きながら我が家にたどり着いたときには、すでに日はとっぷり暮れていました。

 誕生日のメールを送って頂いた皆さん、お手紙、プレゼントを贈って頂いた皆さんに心から感謝を申し上げます。