さすが役者が違った古馬陣の大将格Bワンピースが圧巻の1勝!!


   春の古馬戦線を占う上で、重要な意味合いを持つ伝統の「アメリカJCC」。稍重馬場の中山で行われました。

話題の主役と言えば、凱旋門賞帰りになるブラストワンピース。一昨年の有馬記念を制した古馬陣の大将格の1頭。顔ぶれからむろん1番人気で3倍。

対するは中山が得意のミッキースワロー(2番人気)。単騎一人旅が期待できるスティッフェリオ、キャリア5戦の逸材ラストドラフトと順で続きました。

ブラストワンピースを筆頭に、ほとんどの有力馬が末脚温存型とあって、ブラストワンピースの川田騎手は、どう乗って来るのか、と言う点が注目されました。

スタートを切ってスティッフェリオが当然のように先頭に立ちます。流れが遅いと感じたルメール騎手のステイフーリッシュが2番手。グローブシアターと続きブラストワンピースが4番手の好位をキープ。それをマークする形でミッキースワロー。その背後にラストドラフト。

前半の5ハロンが62秒4。予想通りスローで展開して行きます。少しレースに動きが出たのは、3コーナーにかかるところ辺りから。中団に待機したマイネルフロストが外から仕掛けて、逃げるスティッフェリオに並びかける勢いで上昇。ブラストワンピースはインの4番手。ミッキースワローも直後でピッタリと付いています。

4コーナー手前で2番手のマイネルフロストの動きが異様(故障を発症)な走りとなり、急激にズルズルと後退。この不利を後続馬がまともに受けました。

。 逃げるスティッフェリオはインサイド寄りの傷んだ馬場コンディションを嫌い、馬場の中央よりに出して来ます。その状況の中でインをピッタリとまわったステイフーリッシュが、コーナーリングで先頭に立ちかけます。それに内から3番手に進出したブラストワンピースが前の馬たちを射程圏。コーナーでマイネルフロストの煽りを受けたミッキースワロー、その外のラストドラフト。内と外に広がりますが、大勢はインサイドの2頭。先頭に立ったステイフーリッシュにブラストワンピースが、ゴール前で並びかけてアッサリ突き抜けました。さすがに貫録勝ち。ステイフーリッシュ(5番人気)がそのまましぶとく2着に粘り込み健闘。

外からミッキースワロー、ラストドラフトが追い上げて来ましたが、4角でのアクシデント、馬場コンディションもあって3、4着がやっとでした。

2分15秒0、ラスト36秒7。やはり馬場コンディションとスローペースで、例年に比べて平凡なタイムとなりましたが、ブラストワンピースはむろん、後続の上位馬も春への手応えを掴んだような印象です。