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最後方から劇的なドンデン返し!1、2人気馬撃沈!!


    正月開催から続く京都開催。天候もあって開催を追うごとに、馬場コンディションはボコボコ。とくにインサイド寄りが悪化していると推察。

そんな状況下で、来月に迫って来たGI「高松宮記念」。その前哨戦「シルクロードSが行われました。ハンデ戦でもあり混戦の様相。

  この日、人気を分けたのがレッドアンシェル(1番人気)と、モズスーパーフレア(2番人気)。とはいえ、レッドアンシェルは昨年6月のCBC賞以来の実戦。またスプリンターズSでタワーオブロンドンの2着だったモズスーパーフレア。実績から前哨戦でも、この2頭がスピードで押し切ってしまうだろう、との見方が大半を占めていました。 逃げ、先行すると4角をまわって、外に持ち出すことはなくインを頑張るだけ、私のシルクロードS予想はそこに起因していました。

  実際、抜群のスタートを決めたモズスーパーフレアに、外からセイウンコウセイが並びかけようとしています。内からレッドアンシェル、ダイシンバルカン、ディアンドルと続く展開。前半の3ハロンが33秒9。予想された展開です。 3番人気のアウィルアウェイはダッシュが今ひとつで後方。外側にジョイフル。その後ろのインサイドにエイティーンガール。そして最後方にナランフレグ。

それでも快調に飛ばすモズスーパーフレア。その直後をピッタリと2番手のセイウンコウセイ。3番手の内側からレッドアンシェル、外に並ぶダイシンバルカン。背後に内からカラクレナイ、外にディアンドル、ビップライブリー。

4コーナーで逃げるモズスーパーフレアをマークのセイウンコウセイ。手応え十分に2番手追走。3番手のレッドアンシェル以下が離れ気味。外から中団グループに接近して来たアウィルアウェイの伸び脚が目立ちます。そして前の2頭に迫ります。さらに後方インから外に出せたエイティーンガールがグイグイと伸びて来ました。そして私の◎ナランフレグもラスト200mでも最後方。そこからエンジン全開。大外をケタ違いの末脚で強襲。

ゴール手前でモズスーパーフレアを捉えたアウィルアウェイ。そこへ外から肉迫するエイティーンガール。さらに強襲したナランフレグ。

優勝は3番人気アウィルアウェイ、6番人気の2着エイティーンガール。惜しくも8番人気ナランフレグはクビ・クビ差で3着でした。3連複が1万7740円。穴党には堪えられない配当でした。

また1番人気のレッドアンシェルは故障を感じたフォーリー騎手が手綱を抑えてまま最後方でゴール。

一昨年、このレースの3着が最後方から鋭く追い込んだ15番人気のフミノムーン。そして昨年がこれまた最後方から追い込んだ12番人気のティーハーフ。今年の結果を踏まえて、来年もこのパターンは変わらないのでしょうか。