
来月に迫って来たGI
大阪杯を睨んで、その前哨戦
「金鯱賞」が、中京競馬場で行われました。
ここで圧倒的な支持を集めてサートゥルナーリア。昨春は
皐月賞優勝、暮れの
有馬記念で2着。実績面でこのサートゥルナーリアを凌ぐような馬が見あたりません。当然ながら単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めました。


大阪杯の直前でステップレースということが、サートゥルナーリア唯一の不安もありましたが、馬体がキッチリと引き締まり完璧な仕上がり。となると、さすがに役者のスケールが違いました。余裕綽々で2馬身差の
ワンサイド勝ち。

いつでもスパート出来る好位5番手の外をキープ。逃げるダイワキャグニー、その直後のサトノソルタスの動きを射程圏に入れながら、ルメール
騎手の手綱は動かず、4角でじわじわと上昇。直線ラスト1ハロンで満を持して仕掛けると、あっという間に先頭に立ち、あとはルメール
騎手の手綱は動くことはなく、そのまま後続馬を突き放して
ワンサイド勝ち。それでいてサートゥルナーリアがラスト3Fを33秒2の最速タイム。まずは
大阪杯に向けて、順風満帆の船出となりました。


2着に3番手からしぶとく伸びたサトノソルタス。先手を取ったダイワキャグニーが3着。ギベオンとラストドラフトが外から追い込んで来ましたが、すでに時遅し。4、5着となりました。
