それは衝撃的CBC賞事件簿の結末!!
それは衝撃の事件に匹敵する一戦でした。ボロボロの成績不振に喘いでいたラブカンプーが、一転して主導権を取り後続のアンヴァル以下を圧倒。13番人気の反乱でした。 鞍上は若き斉藤新騎手。彼は「斤量(ハンデ51k)と枠順(3番人気)から、積極的に運ぼうと思っていました。こう言う馬場(稍重)だったので、引きつけて行くよりも、後ろの馬たちに脚を使わせる方がいいと考えて緩めずに行きました。それに馬も良く応えてくれましたね。いいときに乗せて頂き感謝しています」と、インタビューでコメント。 ラブカンプーは内からダッシュを利かせて主導権を主張。これを追ってアンヴァル、ダイシンバルカン、ディメンシオンが、激しく2番手を争います。 前半の3ハロンが33秒5、半マイルが44秒6。まさに息の入り辛いペースです。それでも快調に飛ばすラブカンプー。勝負どころの4コーナーでは大きく水が開きます。 一方、1番人気のクリノガウディーはスタートが一息で中団から。58kと道悪、右回りとあってか、流れに乗れません。同様に2番人気のタイセイアベニールも、道悪の影響か、いつものようなスピードに乗れず。 人気各馬が馬場とハンデで苦しむ中、気持ち良さそうに飛ばすラブカンプー。さすがにラスト200mは12秒4と息切れ気味でしたが、前半のリードが大きく難なく逃げ切り圧勝。11番人気のアンヴァルがしぶとく粘り2着。そこから2馬身離れてレッドアンシェル(3番人気)が3着。なんとか昨年CBC賞で優勝の意地を見せました。 3連単の配当が244万4630円也。梅雨時のドラマは事件的結末をもたらすこともあります。
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