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3冠馬を脅かした断然人気の4歳の雄が撃沈!天皇賞は春の嵐か!!


  そんな気がした、と言うことは長い競馬人生。よくあることです。それは春の天皇賞前哨戦「阪神大賞典」にありました。

アリストテレスが単勝1.3倍の圧倒的な人気。菊花賞を無敗で3冠を制したあのコントレイルを相手に大接戦。加えて、年頭の道悪のAJCCを勝ちがったことで、重馬場もOKと見るファンも多かったはずです。

GI馬が不在の今年の「阪神大賞典」。鞍上ルメール騎手ならアリストテレスに不安なし、相手探しと見る向きがほとんどだったと思われます。

不良馬場のAICCで、激しい半馬身・クビ差の叩き合い。菊花賞以来の実戦で、その反動はないのか。私には逆に不安が過りました。当時、もう少し強力な馬が出ていたら負けていたかも知れない。

そして酷い重馬場で行われた今年の「阪神大賞典」。私は昨年の阪神大賞典を制したユーキャンスマイルを指名。一応、アリストテレスが〇だったもののダービー5着、菊花賞4着のディープボンドが▲。3000mの万葉Sを圧勝したナムラドノヴァンが☆。

内からタイセイモナークがしごいて先手を主張しましたが、外からツーエムアロンソがサッと主導権。シロニイが2番手に進出。この3頭が後続を引き離して行きます。

4番手の先頭にメイショウテンゲンとディープボンド。その直後のアリストテレスは少し掛り気味に追走。後方にはダンスディライト、最後方にユーキャンスマイルとナムラドノヴァン。

3000mにしては緩みないペースで流れて行きます。直線入り口で2番手のシロニイが先頭に立ちかけます。そこへ迫って来たディープボンドが仕掛けて先頭に立ちました。アリストテレスのルメール騎手がこれを見て追いますが、直線中程で急激に脚色が鈍りスピードダウン。

先頭のディープボンドはスイスイと道悪巧者のように独走状態。外から満を持したユーキャンスマイルが伸びて来ました。それを追いかけてナムラドノヴァン。

結局、ディープボンドが5馬身差のワンサイド勝ち。ユーキャンスマイルが2着。ナムラドノヴァンは3着。離れて頑張ったシロニイが4着。ダンスディライトが5着と続きました。

一方、アリストテレスはメイショウテンゲンからも離された7着に失速。「最後は馬が疲れてしまったようです」とルメール騎手。本番は大丈夫でしょうか。

一躍、春の天皇賞の有力候補にノシ上がったディープボンド。中間のケアがポイントになりそうです。

私は▲◎☆で惜しくも3連単は逃したものの3連複が2万5170円。馬連3510円。予想的にはラッキーな配当でした。