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先日は大台の1000勝!そして今年初重賞勝ち!!


  夏の新潟の名物レース「関屋記念」で、トップジョッキーとしての誇り1000勝をゲットした田辺裕信騎手。この日は4番人気のロータスランドに騎乗。2番手追走から直線先頭に立つと、そのままの勢いで後続を突き放しました。これが田辺騎手にとり今年初めての嬉しい重賞制覇。

  ロータスランドは抜群のスタートを決めて先頭。外からマイスタイルが来ると、サッと2番手に控えます。ピッタリと経済コースを選択。

「本当は馬場のいい外に出したかったのですが、内にモタれる癖があると聞いていたので、ラチ沿いを走らせました。このことが結果的にうまくいきましたね」と、田辺騎手がレース後にコメント。

ラスト200m手前でマイスタイルを内から捉えて先頭に立つと、そのまま後続を圧倒。これで10戦5勝。4歳馬ということもあり、この秋の飛躍が大いに期待されるところです。

秋のGI獲りが期待されるソングライン。この日は圧倒的な1番人気。ところがスタート直後に寄られて位置取りが悪くなり中団に控えます。ところが、その外にカラテがいて内のソングラインにプレッシャー。

このポジションの差がが結果的にソングラインの持ち味が封殺された形となりました。直線で外のカラテと一緒になって追い込んで来ましたが、そのカラテにクビ差し込まれて3着。何かもったいない不完全燃焼だったような気がします。   一方で、この日中団の馬込みからゴール前で伸びて来たグランデマーレ。粘るマイスタイルに半馬身差まで詰め寄り5着。最速のラスト33秒8の末脚で迫りながら、惜しい一線でした。

総じてこの日は、後方待機組には厳しい展開になったような気がします。そんな関屋記念だったように思います。