
誰が言ったのか一年の計は「金杯にあり!」。中山で「
中山金杯」。そして中京で2年続けて「
京都金杯」。この東西の金杯で何とか祝杯を挙げることが出来ました。
「中山金杯」は
◎が7番人気
スカーフェイス。大外17番枠でしたが、中団の外々を走り、4角では大外をまわるロス。
シャムロックヒルの逃げを、好位置で進めたレッドガラン(4番人気)が、直線の坂を上がると先頭。激しい2着争いとなった中で、一番外からスカーフェイスが鋭く反応。グイグイと一完歩毎に肉薄。2着にのし上がったところがゴールでした。内をこじ開けるように1番人気のヒートオンビートが3着。タガノディアマンテ、トーセン
スーリア、ウインイクシードの順にどっと入りました。

レッドガランは7歳にしてなんと初
重賞制覇。担当の
安田隆行師は区切りの
重賞50勝。そしてスカーフェイスは枠順的にもう少し内であったら、もう少し際どい競馬だったと思います。馬連1万2640円。3連複7500円は美味しい配当でした。

一方で、中京の
「京都金杯」は、狙っていた
ザダル(7番人気)が
松山騎手を背に登場。スタートで同じ枠のルークズネストと共に出遅れ。後方に待機し直線は馬込みの中に突入。前の馬を縫うように伸びて来ました。

逃げたバスラットレオンの3番手にいたダイワキャグニーが直線で一気に先頭に立つと、その内から前が開いたザダルの強靭な末脚。一気に突き抜けました。
外からカイザーミノル(2番人気)が肉薄して来ましたが、2着ダイワキャグニーにアタマ差届かず3着。
1番人気のエアロロノアは中団に待機したものの直線の伸び脚が今一つ。6着と弾けませんでした。

この日、ザダルの
松山騎手は絶好調。まさに今年を代表する一人になりそうな予感がします。

ペースが速いと見ていたので、先行する57・5kで11番人気のダイワキャグニーをどうしょうか迷いましたが、結局、印を抜いてしまいました。悔いが残ります。それでもザダルの単勝は7番人気で美味しかったです。
