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息子よ!よく見とけ!これが横山典弘という男だ!!


 

“武史よ!和生よ!よく見とけ!これがお前たちのオヤジ典弘だ!”と、ばかり、父は渾身のひと押しで優勝。

数多くの名馬を送り出したクラシックの登竜門「きさらぎ賞」。横山典弘騎手はマテンロウレオ(2番人気)に騎乗。GIホープフルSでは後方に待機。直線大外から鋭く肉薄。ほとんど差はなかったものの無念の6着。

横山典弘騎手にしてみればクラシックに向かう上で、今回の「きさらぎ賞」は、胸に帰するところがあったはずです。

  中団のインで折り合いに専念し末脚をできるだけ温存。直線で外目に出すと、一歩早めに抜け出した川田・ダンテスヴュー(3番人気)の外に馬体を寄せます。ゴール前は2頭の激しい叩き合い。そのまま2頭でピッタリと馬体を並べてゴールイン。結末はハナ差でマテンロウレオに軍配。

  中京は前日から時折、雪が舞う馬場コンディション(稍重)。マテンロウレオの横山典騎手もレース後「ボコボコ馬場のタフなコンディションで、最後はアップアップでしたが、よく凌いでくれましたよね」とコメント。

ハナ差勝ちとは言え勝ちは勝ち。勝負運も味方に付けた横山典弘騎手。

また、この日、1番人気で5着に敗れたストロングウィル。鞍上の松山騎手は「こう言うタフなコンディションは向かない」と、悔しがります。

  今春は京都が休催。加えて時期的にパンパンの馬場コンディションは望みづらいシーズン。段々と春のクラシックの切符は狭くなりつつあります。

   

私は武豊・アスクワイルドモア(6番人気)に期待。ゲートで伸びあがるようなスタート。そしてズブく、ゴール前は外から鋭い伸び脚を見せたものの逃げたメイショウゲキリン(3着)にクビ差届かず。距離がもう少し欲しいところです。

いずれにしても今年はまさに大車輪の活躍を見せている横山典弘騎手。春に息子たちとの対決を一番待ち焦がれているのは、父である横山典弘騎手ではないかと思います。