馬インフルエンザによる感染の急増で、先週の8月18、19日の3場開催(札幌、新潟、小倉)は、急遽中止になりましたが、今週の3場開催は開催される見通しです。
とはいえ、急転直下の開催で、いろいろ問題を残しそうです。まず、馬インフルエンザで陽性反応と出た馬が、陰性に変化したとしても、短期間のうちに能力を100パーセント出し切ることができるのだろうか、という素朴な疑問が残ります。
それになにより、開催決行の発表があったのが、ほとんどの馬が追い切りを行うはずの22日の水曜日の18時半頃。開催が決まるのを待って追い切りをしたい、とするきゅう舎が大半だったことで、仕方なく23日の木曜日にスライド。この一日のずれが競走馬に与える影響は少なくないはずです。おりしも記録的な猛暑続き。木曜日に速い追い切りをかけて金曜日に輸送。競走馬の負担にはならないのか。やはり疑問です。
出走全馬がベストな調教ができていない現実を踏まえて、競馬の厳密な公正さが問われることにもなりそうです。
☆アベコーの競馬大予想(携帯サイト)
先週は開催が中止となり、私の予想を発表できませんでした。日頃、ご支持を頂いている皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。また、先週の分の権利については、お手数ですが携帯サイトのほうをご覧下さいませ。よろしくお願い致します。また、今週ですが開催となった場合には、予想を発表いたします。