
“1分33秒8”GI
「フェブラリーS」のレースレコード!6年前のモーニンのレコードを更新する快走。2番人気に推された
カフェファラオが、好位からラスト200mで難なく先頭に立つと2馬身半差の
ワンサイド勝ち。昨年に続く連覇となりました。
土曜の夕刻から降り出した雨は、太陽が覗くと予報されたにもかかわらず、日曜日も鉛色のどんよりした雲。冬の冷たい雨が落ちて来ました。
この日、今年初めてのGI「
フェブラリーS」。昨年
フェブラリーS4着で、目下、上昇中のレッドルゼルが
川田騎手で1番人気。カフェファラオ、アルクトス、ソダシの順で人気は続いていました。

予想の段階でペースを取るのは内枠からダイワキャグニー、それを2番手でソダシ。カフェファラオが4、5番手か、と見ていました。
ところが、外の
テイエムサウスダンが抜群のスタート。そのまま先頭に立ちました。内からダイワキャグニー、その外にソダシ。ところがサンライズホープが強気に仕掛けて主導権を主張。サッと引き下がる
テイエムサウスダン。

ところが、ペースを落とすと外から
テイエムサウスダンが再び主導権。ソダシが続きます。その背後にカフェファラオと内にダイワキャグニー。それらをマークする形でアルクトス。そしてレッドルゼルが機を窺います。

前半の半マイルが46秒8、5ハロン通過で59秒2(重馬場)。快調に逃げる
テイエムサウスダン。ソダシとカフェファラオが続きます。
ゴール前まで200m。ここで一気に先頭に立ったカフェファラオ。そのまま余裕綽々に2馬身半差。1分33秒8のレースレコード。ラストが34秒3。

5歳を迎えて一段とスケールアップしたカフェファラオがいました。カフェファラオにとって次なる一戦はどこに向かうのか、思いを馳せています。
2着に
テイエムサウスダン、3着はソダシ。とくにソダシは春のビクトリアマイルを控えており、この一戦を踏み台にステップが望めます。
また、4着が外から迫ってきた
ソリストサンダー。そして、1番人気のレッドルゼルは6着に終わりました。
