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東西の皐月賞戦線は岩田康Jの逃走劇!!


「炎上の岩田です!」と、苦笑いしながらインタビューに答えた岩田康騎手。東西は迫ってきた皐月賞への最終便。阪神で「若葉S」。そして、翌日の中山で「スプリングS」。皐月賞トライアルが行われました。

  まず「若葉S」でデシエルトに騎乗した岩田康騎手。ダートで2戦2勝。その圧倒的なパワーから芝も通用すると推察。難なく先手を取ると直線では後続を3馬身突き放す圧勝劇。皐月賞のチケットをゲット。

  そして、翌日の中山で岩田康騎手はビーアストニッシドに騎乗。直前の東京、共同通信杯で逃げまくり、皐月賞が予定の有力馬を相手にしぶとくダノンベルーガの3着。主導権を取ると重賞級のレベルと予想。私は前日の若葉S同様に迷うことなく◎に抜擢。単勝5番人気でした。

  内回りの中山芝1800m。1番枠を引き当てたビーアストニッシド。この枠は逃げて下さい、と後押しされるような枠順。強力な同型も見当たらず楽に主導権が取れると、考えた通りの展開になりました。

スタートで躓いたものの事なきを得てサッと先頭に立ちました。内回りでスローになることを感じ取ったルメール騎手のアライバル(2番人気)が2番手に進出。

1番人気のアサヒは今回も出が悪く最後方。その前に3番人気のソリダリオも後方。エンギダルマが4番手を追走。その背後にディオ。アルナシームが続き、その内にサトノヘリオス。

前半の5ハロンが60秒8。稍重の馬場コンディション。超スローとは言えないまでもゆったりした流れ。快調に逃げるビーアストニッシド。アンライバルドが直後の2番手でプレッシャーをかけます。内ピッタリにエンギダルマ。その外にディオ。内からサトノヘリオス。

 

ゴール前で外から馬体を併せて来たアライバル。逃げるビーアストニッシド、外のアライバル。それでも、しぶとく粘りに粘ったビーアストニッシド。ハナ差勝ちでした。

ゴール前でよく伸びて来たサトノヘリオスが3着。以上の3頭が皐月賞の優先出走権。

一方で、アサヒが11着と大敗。その前にはソリダリオ。馬場コンディション、中山内回り。先行馬に有利な流れ。とは言え、見せ場もない結果となりました。

ビーアストニッシドの岩田康騎手。前日のデシエルトも皐月賞参戦となると、岩田康騎手はどちらを選択するのでしょう。それも2頭とも逃げ切り勝ち直後で対決。

ネットでは炎上の岩田ですと、ウケを狙ってコメントした岩田康騎手。皐月賞の選択は思案のしどころです。