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内枠勢が大攻勢!大外1番人気馬が大敗した桜花賞!!


     単勝3.2倍!圧倒的な支持を受けたナミュールが意味不明の敗走。牝馬クラシック1冠目の「桜花賞」。今年も満開に近い桜の花の下、精鋭18頭で行われました。

好天で馬場コンディション(Bコース)は文句なし。主役ナミュールが大外枠の18番。2番人気のサークルオブライフが16番。フルゲートの外枠で私には不安が先立ちました。

その不安が的中!サークルオブライフがゴール前で外から、それなりの末脚を見せたもののナミュールは後方のまま10着の大敗。スタンドからは言葉にならないようなため息。

  スタートで2番枠から予想通りカフジドラゴンが主導権を主張。これに3番人気のウォーターナビレラが楽に2番手をキープ。内枠からナムラクレア、アルーリングウェイ。そしてラブリイユアアイズが好位グループを形成。

中団にはスターズオンアース(7番人気)そのラチ沿いに私の本命ピンハイ。それらの背後にサークルオブライフ。そして、スタート直後にナミュールが隣のフォラブリューテと馬体を接触。最後方にプレサージュリフト。

前半の半マイルが46秒8、そして5ハロン通過が58秒8。比較的落ち着いた流れで、先頭から後方まで団子状態の展開。

直線で先頭に躍り出た武豊騎手のウォーターナビレラ。そこへインで我慢していたナムラクレア。その背後にアルーリングウェイ、パーソナルハイ。それらの最内からピンハイが迫って来ました。ところが前がカベになり、外に寄るとパーソナルハイに接触。その煽りでスターズオンアースに接触。それもスターズオンアースは怯むことなく先頭のウォーターナビレラを必死に追います。それに続く内のナムラクレア。外からサークルオブライフが強襲。ナミュールはまだ後ろのポジション。

なんとか押し切りを狙ったウォーターナビレラ。そこへ川田・スターズオンアースが鋭く伸びて馬体を併せたところがゴール。結局、ハナ差先着して優勝。

内には粘ったナムラクレア、ピンハイ、外から迫ったサークルオブライフ。これら上位5頭がオークスの出走権。

 ナミュールは10着で、その直後の11着にプレサージュリフト。勝ち時計の1分32秒9は、昨年のソダシより1秒8も平凡。レースの後半が46秒1ー34秒1。この展開では後方待機馬には厳しい一戦となってしまったようです。

  前日の落馬事故で顔面に負傷した川田騎手。その凛とした優勝コメントに心を動かされた思いがします。

オークスは左回りの東京。桜花賞とまた違ったドラマが生まれる気がしています。ちなみに、優勝馬から15着のアネゴハダまで0秒9差。1秒とありませんでした。