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そこらじゅうにアドマイヤジュピタ!(^^♪$


 「はい、まず負けないと思います!」「ええ、自信があります」と、珍しく?強気一辺倒で推したのが、日曜日のアルゼンチン共和国杯。推した馬はアドマイヤジュピタ。前日、土曜日、昼のBSNラジオ「あづさのエンジョイ!競馬」や、夕方のTBSラジオ「元木大介のエキサイトサタデー」でそれ行けドンドン強気強気の解説。元木さんもそんなに言うならボクも乗りましょう、と同船してきます。
 ところが、驚いたことに土曜日、つまり前日の前売りで、ネヴァブションと並んでアドマイヤジュピタは1番人気。結果的には2番人気だったものの、いやあファンの方の見識の高さ、深さに改めて感嘆。
 そもそも、アドマイヤジュピタは飛ぶ鳥を落とす勢いだったフサイチジャンクや、ナイアガラと互角に渡りあっていた馬。約1年半という休養がなければ、クラシックに乗り、名を馳せていたかも知れない逸材なのです。7月の新潟で戦列に復帰後、3戦2勝。とくにアルゼンチン共和国杯の直前の鳴滝特別で独走。この一戦の価値は計り知れないものがあります。それというのも、2番手から先頭に立つと、気合を入れただけで再加速し、後続を突き放すのですから、これはレベルが一枚も二枚も違う内容。ラスト3Fが33秒6。なんとゴール前の2Fが10秒9-11秒2。破格の瞬発力を見せているのです。
 ということは、有力馬のほとんどが差し追い込み馬が揃い、強力な逃げ馬が不在。東京コースでもあり、まずスローペースは火を見るより明らか。まさに鳴滝特別の再現が期待できると判断。それで、自信の◎となったのです。
 そのことを説明したら、ご近所の八百屋さん、ラーメン店のおやじさん、友人知人。更に、あの早乙女太一の父である葵陽之介座長までもが、私の熱さに打たれてか、応援馬券買わせてもらいます!と。単勝は510円とわずかでしたが、馬単1万510円にはニンマリ。ただ、惜しむらくは3連単。アドマイヤジュピタの1着固定で、2着トウカイトリックを入れておきながら、3着のリキアイサイレンスを入れていなかったこと。一瞬、ダンスアジョイ(頭差4着)が3番手で的中!か、でした。これとて13万以上の万馬券。いやはや、本当に惜しかったです。
 アドマイヤジュピタはこのあとステイヤーズSに直行するそうですが、ジャパンCに挑戦させたいくらいの勢いです。いずれにしても暮れの大一番には、是非会いたい1頭です。