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中山の仇を東京で打ち取ったり!歓喜の共同通信杯!!
一昨年、優勝したエフフォーリア。そして昨年1、2着のダノンベルーガ、ジオグリフと、クラシックに直結する重要な一戦トキノミノル記念「共同通信杯」。
今年も春に向かって逸材が揃いました。
私は◎ファントムシーフ。勝てると思ったホープフルSで4着。絶好の1番枠から抜群の手応えで浮上。ところがスローペースで前が邪魔になり、仕掛けが遅れてしまい脚を余す形で不運な0秒2差の4着。
春に向けて賞金を加算すべく今回の「共同通信杯」に登場。鞍上は福永騎手が2番人気のタスティエーラに騎乗。そのため今回はCルメール騎手にチェンジ。
ファントムシーフは抜群のスタート。正攻法で前に陣取ります。そして向こう正面では先頭に立ちました。すると大きく出遅れたタッチウッドがスルスルとファントムシーフの外から主導権。
前半の5ハロン通過が60秒5のスロー。2番手から抜群の手応えで直線に入ったファントムシーフ。そして逃げるタッチウッドに馬体を併せに行きます。そのタッチウッドがなんとも実にしぶとい。パワフルな躍動感ある走りで負けまいと二枚腰。
この2頭を追って中団で待機していた1番人気のダノンザタイガー。その外からタスティエーラが強襲して来ました。ラスト3ハロンは34秒1の高速決着。
それでも、ファントムシーフの勢いは止まらず、ゴール前で力強く抜け出て快勝。ホープフルSの私の思いがようやく通じた瞬間でした。
2着は結局、出遅れながらも主導権を取って逃げまくったタッチウッド。この馬はまだキャリアが2戦目。胸前のもりもりした筋肉。素晴らしいポテンシャルの持ち主です。
そして3着がダノンザタイガー。タスティエーラが4着と続きました。是非ともクラシックに参戦して欲しい逸材です。
一方、朝日杯FSで3着だったレイベリングが9着。4着だったキョウエイブリッサが11着に敗退。この結果を受けて朝日杯FS組に赤信号がともり始めた印象が残った共同通信杯でもありました。
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本線で的中に歓喜の美酒!見事すぎる逃走劇!!
安田記念に繋がる「東京新聞杯」。私のコラムで◎ウインカーネリアンについて「開催2週目の東京で、2番枠。経済コースを走れる利点。逃げるにしろ2番手にしろ理想的な展開」と書きました。
そのウインカーネリアン。スタートはそれほどでしたが、ダッシュ力の違いで前に出ます。外からファルコニアが並んできましたが、三浦・ウインカーネリアンは譲らず一人旅の開始。
馬場がすこぶる良く、平均的に速いタイムを刻んで行きますが、それはゾクゾクするくらいの手応え。中団のグループの前に2番人気のナミュール。その背後でマークする6番人気のプレサージュリフト。その内側に3番人気のピンハイ。インダストリア、エアロロノアは後方から。その後ろに1番人気のジャスティンカフェ。
前半の半マイルが46秒0。総じて平均的な流れです。直線に入り先頭でガッチリ手綱を抑えている三浦騎手のウインカーネリアン。その外に2番手のファルコニアが並びかけようとしますが、手応えが違いました。ラスト200m手前でウインカーネリアンがスパート。するとファルコニア以下の前にいた馬たちがついて行けず取り残されます。
そして、ラスト100mあたりで、外からナミュール、それを追ってプレサージュリフトが肉薄して来ました。そのナミュールとプレサージュリフトの間を狙って、ようやく後方から一気に突っ込んで来たジャスティンカフェ。ゴール前は大外からエアロロノアが強襲。
それでも、持ち前の二枚腰で後続を凌ぎ切ったウインカーネリアン。見事な逃げ切り勝ち。あっぱれ三浦皇成騎手。1分31秒8は際立つ好時計です。
ホライゾネット使用で優勝に導いた鹿戸厩舎スタッフ。そして三浦騎手と、この一戦に懸ける熱意が成就した逃走劇でもありました。
私は◎ウインカーネリアンで美酒。単勝に馬連、馬単。3連複、3連単をゲット。思い出に残る嬉しい東京新聞杯のウインカーネリアンでした。
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