安田記念に繋がる
「東京新聞杯」。私のコラムで
◎ウインカーネリアンについて「開催2週目の東京で、2番枠。経済コースを走れる利点。逃げるにしろ2番手にしろ理想的な展開」と書きました。

そのウインカーネリアン。スタートはそれほどでしたが、ダッシュ力の違いで前に出ます。外からファルコニアが並んできましたが、三浦・ウインカーネリアンは譲らず一人旅の開始。
馬場がすこぶる良く、平均的に速いタイムを刻んで行きますが、それは
ゾクゾクするくらいの手応え。中団のグループの前に2番人気のナ
ミュール。その背後でマークする6番人気のプレサージュリフト。その内側に3番人気のピンハイ。インダ
ストリア、エアロロノアは後方から。その後ろに1番人気のジャスティンカフェ。

前半の半マイルが46秒0。総じて平均的な流れです。直線に入り先頭でガッチリ手綱を抑えている
三浦騎手のウインカーネリアン。その外に2番手のファルコニアが並びかけようとしますが、手応えが違いました。ラスト200m手前でウインカーネリアンがスパート。するとファルコニア以下の前にいた馬たちがついて行けず取り残されます。

そして、ラスト100mあたりで、外からナ
ミュール、それを追ってプレサージュリフトが肉薄して来ました。そのナ
ミュールとプレサージュリフトの間を狙って、ようやく後方から一気に突っ込んで来たジャスティンカフェ。ゴール前は大外からエアロロノアが強襲。
それでも、持ち前の二枚腰で後続を凌ぎ切ったウインカーネリアン。見事な逃げ切り勝ち。あっぱれ
三浦皇成騎手。1分31秒8は際立つ好時計です。
ホライゾネット使用で優勝に導いた鹿戸
厩舎スタッフ。そして
三浦騎手と、この一戦に懸ける熱意が成就した逃走劇でもありました。

私は◎ウインカーネリアンで美酒。単勝に馬連、馬単。3連複、3連単をゲット。思い出に残る嬉しい
東京新聞杯のウインカーネリアンでした。

