今週は東京競馬場で伝統の一戦「天皇賞・秋」です。昨年の秋の天皇賞優勝馬、女傑ブエナビスタに、昨年のジャパンカップ優勝馬ローズキングダム。今年の宝塚記念をレコード勝ちしたアーネストリー。昨年の日本ダービー馬エイシンフラッシュ。毎日王冠を快勝のダークシャドウ。春の天皇賞1番人気で有馬記念3着のトゥザグローリー。昨秋の天皇賞2着のペルーサ。さすがに古馬最高峰の一戦で役者がズラリと揃いました。
出走順位が20番目だったミッキードリームが、ラッキーにもギリギリ滑り込みセーフで参戦決定。そして、有力馬に跨る外人ジョッキーが、昨年はスミヨンJ、ホワイトJの二人だったのが、今年はダークシャドウのベリーJ、ローズキングダムのメンディJ。そしてトーセンジョーダンのピンナJに、エイシンフラッシュのルメールJの4人と豪華。どんな戦いが繰り広げられるのかワクワクしています。
これら外人騎手に評判がいいのが東京競馬場の秋の夕日。遠く丹沢山系の真後ろに鎮座する形で、我が日本の誇り富士山が神々しいばかりに、いつもどんなときにも変わらぬ存在感を放っています。
私もこの富士山と丹沢の山々、そして東京競馬場。この秋の日のコントラストが大好きで、写真に収めています。これで紅葉が進んでくると、また一段と艶やかな富士山との原風景が際立ってくるのです。
澄みきった秋の日、富士山をバックに行われる日本一決定戦「天皇賞」。競馬ファンにしかわからない至福の喜びがそこにあることは確かです。
Archive for 2011年10月27日
東京競馬場から見える風物詩的な秋の夕日は最高の癒しになるという(*^_^*)
3連単2190円にも驚いたが3冠をもぎ取ったオルフェーヴルの強さにも驚嘆の“おおー”!
単勝支持率1・4倍。あのディープインパクトの単勝1・0倍には及ばなかったのですが、圧倒的な支持を集めた菊花賞の主役オルフェーヴル。
3歳クラシックは速い馬が勝つ皐月賞、運のいい馬が勝つ日本ダービー。そして真に強い馬が勝つと言われる3000mの菊花賞。これまで過去10年で1番人気馬が優勝したのは、前記のディープインパクトと3年前のオウケンブルースリのたった2頭だけ。ここ2年は8番人気のスリーロールスに昨年は7番人気のビッグウィーク。全馬初めての距離3000mを走ることの未知なる部分の難しさが、菊花賞という舞台でドラマチックな結末を残しているのです。
菊花賞1週前、3歳牝馬3冠目の秋華賞。無冠のホエールキャプチャが単勝2・2倍の1番人気。結果は3着に敗退。やはり、1番人気というプレッシャーが重圧となって騎手に圧し掛かります。その時の騎乗者が池添騎手。
「菊花賞では負けられない、いや負けてはいけない!」という思いが、オルフェーヴルの池添騎手の脳裏を駆け巡ります。そのときのチョットした動揺が、オルフェーヴルにも伝わったのか、スタートを切ってから、もっと速く走ろうとするオルフェーヴルがそこにはいました。
マズイ!と感じた池添騎手は必至に手綱を引きます。「落ち着け、落ち着いていいんだ」と、手綱を通して馬に伝えようとします。最初のカーブでも口を割って走るオルフェーヴルと、懸命に手綱でなだめようとする池添騎手の姿がありました。
ようやく向う正面辺りで、前を走る馬の後ろに付けると、オルフェーヴルもやっと落ち着きを取り戻した様子。そこで池添騎手はまずは安堵。次なるステップに向います。3コーナーで今度は馬込みから外に出し、オルフェーヴルにゴールが近いことを知らせます。そして勝負どころの4コーナーでは先行馬に急接近。
「神戸新聞杯で好位置から強い競馬ができたこともあって、4角では後ろの馬に差されることは、まったく想像もしませんでした」と、池添騎手。その思い自信に応えるように一気に弾けました。
直線で早々と先頭に立つと後続との差が一気に広がります。それは確かな足どりでゴールに向います。そして余裕を残して3冠達成のゴールイン。懸命に当面の敵だったウインバリアシオンが追い上げてきましたが、その差は余りにも大きい2馬身半差。神戸新聞杯と同じ着差で完敗でした。
ゴール過ぎてからラチ近くで、元気あり余るのか池添騎手を振り落とすヤンチャな面も見
せたオルフェーヴル。勝ちタイムが3分2秒8。驚異的レコード決着だったソングオブウインドには0秒1及びませんでしたが、同じ3冠馬のディープインパクトよりも1秒6も速いタイム。それもラストは余裕を残して34秒6。この驚嘆の強さに来年の凱旋門賞遠征という声が聞こえてきます。
今年のジャパンカップに参戦するのでしょうか。初めての古馬相手とはいえ勝ち負けになりそうな予感がするほどの菊花賞の強さでした。疲労がなければその可能性は十分。有馬記念よりも世界の馬が相手のジャパンカップで勇姿を見たい思いではあります。
