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Archive for 2015年6月25日

シビレたぞー!とびっきりの35秒5という強烈パンチ力!!

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昨年秋にデビューしてポンポンと3連勝!いずれもダートで独走状態のワンサイド。断トツの人気に支持されたゴールデンバローズが「ユニコーンS」に参戦。東京ダート1600mはレコードを含めて3戦3勝。まず負けられないと見たのか、単勝が1.5倍というぶっちぎりの人気。

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ところが、このゴールデンバローズは3月のドバイ、UAEダービー以来の実戦でした。過去、海外帰りの有力馬が力を出し切れず敗退するシーンを数多く見てきている私には、ゴールデンバローズとて撃沈する可能性もあると推察。

実際、ドバイに行く前に走った2月の東京、ヒヤシンス賞で508Kだったのが、今回は10K増の518K。調整過程でやや大事に仕上げられた過ぎた印象がありました。

一方、2番人気に推されたのが青竜Sで、ビックリするようなラスト34秒7という強烈なパンチ力で相手を沈めたノンコノユメ。いつもスタートでモタつく癖があるものの青竜S同様に東京ダート1600m。ここならば好勝負になる、という見方をするファンも少なくなかったのです。

私が狙ったのはアキトクレッセント。ゴールデンバローズやノンコノユメにしろ、あるいは青竜S2着のアルタイルにしても後方待機の末脚温存組。これらが牽制し合うと、おそらく単騎で行けるアキトクレッセントには願ってもない展開だ。2度目の東京コースで、直前の青竜S3着からも勝負になるはずと考えたのです。

ところが、思いとは逆のほうにドラマは姿を変えようとしていました。逃げるはずの主導権を取ってマイペースに持ち込むはずのアキトクレッセントが、なんとスタートで4馬身も出遅れ。2歩目でバランスを崩してしまったのです。予想外でした。

ノンコノユメは出遅れたもののいつものこと。鞍上のルメール騎手は慌てず後方に控えます。ゴールデンバローズは中団の外目に待機しました。

005 内からピンストライプ、外からブチコ、そのまた外からノボバカラが先を争う形で主導権を主張。なんとかブチコが先手を取ると、ピンストライプが2番手で、ノボバカラが3番手で落ち着きました。前半の入りが34秒5。小雨模様のやや重馬場で高速コンディション。遅くはないのですが、別段とくべつ速い流れでもありません。

ラインルーフが好枠を生かし内々の4番手。ゴールデンバローズは中団で、それをマークするようにダイワインパルスとアルタイル。後方2番手にノンコノユメ。そして最後方は不覚の出遅れアキトクレッセント。

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そして、ブチコを先頭にその外にピンストライプ、そしてノボバカラ。この3頭が並んで後続を離して直線に入って来ました。

ゴールデンバローズは外に持ち出して前を追いますが、かなり離された好位グループにやっと追いついてきました。そして方やノンコノユメも後方から一団に追いつくと、馬込みの中に突入。その前にはアルタイルの姿も見えます。最後方から差を縮めてきたアキトクレセントが直線一番外に進路。

  先行するブチコに外から抜群の手応えでノボバカラが並びかけるとアッサリ先頭。一杯になったピンストライプの外からゴールデンバローズが伸びて来ましたが、それ以上の迫力でグングン迫って来たのがノンコノユメ。1頭だけ伸び脚の勢いが違いました。みるみるうちにその差を縮めると、先頭に立ったノボバカラに並びかけて一気に突き放しにかかります。1馬身、2馬身と差を広げて鞍上のルメール騎手は抜群の手応えを残して余裕綽々のゴールイン。初重賞制覇でノンコノユメを称えました。

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2着に粘ったノボバカラ。ゴール前グイグイと伸びて来たアルタイルが3着。そして、圧倒的な支持を集めたゴールデンバローズが4着と痛い敗退。ブチコがなんとかかんとか5着に頑張りました。

一方、大きな出遅れで不完全燃焼だったアキトクレッセントは12着。最後は外から流し気味の追い方でした。3着アルタイルから0秒8差。しごく残念です。

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いずれにしても、ラスト35秒5で突き抜けたノンコノユメ。距離延長は微妙ですが。来年のG1東京ダート1600m、フェブラリーSが大変楽しみになりました。

コンピューターが刻んでいるような見事な逃走のドラマ!!

  013   単騎逃げでそのまま押し切るかエイシンヒカリ!それとも強靭な末脚で豪快に差し切るかサトノアラジン!

東京、春競馬最終日の「エプソムカップ」は、前記のエイシンヒカリとサトノアラジンが人気を分ける一戦となりました。

エイシンヒカリは7戦6勝、休養明けの都大路Sもグランデッツア以下を圧倒。方やサトノアラジンは菊花賞で直線大きな不利がありながら6着に頑張り、目下2連勝と軌道に乗っている大器。

それゆえサトノアラジンのルメール騎手は、エイシンヒカリの武豊騎手だけを目標に騎乗して来ることは間違いのないところでした。そのことが買われたのか当日はサトノアラジンが2.1倍の1番人気に浮上。004 005 抜群のスタートを決めてゲシュタルトが先頭に立ちました。その外からエイシンヒカリがじんわりと予想通り主導権をとります。ゲシュタルト、フェスティヴタローと続き、サトノアラジンが早くも内から4番手を確保。その後ろにはヒラボクディープ。アーデントが外から馬体を併せに行きます。中団にはマイネルホウオウ。その直後にユールシンギングがいて、内からペルーサ、外にディサイファ。最後方に内からフルーキーとフルアクセル。

006007 前半の3ハロンが35秒6で半マイルが47秒5。そして1000m通過が59秒2。開催が進んだ馬場コンディションと言ってもいくらか遅く感じられる流れ。 ポンポンと快調に逃げるエイシンヒカリ。3コーナーでサトノアラジンもじんわりとエイシンヒカリとの差を詰めて行きます。内にはヒラボクディープ。ユールシンギングが中団。後方にはディサイファで真後ろにフルーキーで外のサトノギャラントと並んで追走。

エイシンヒカリがきれいな11秒台のラップを揃えて4コーナーをまわり、先頭で直線に入って来ました。11秒台のラップを続けることで、後続の脚を止めておくことが出来る、そんな判断も伝わって来るようでした。

昨秋のアイルランドTで、主導権を取り、直線では外へ外へと外ラチまで逸走。再び東京でそんな癖が出ないのか不安もありましたが、抜群の手応えで直線の坂を上がって来ました。そのときです。最内に進路を通ったサトノアラジンが猛然と並びかけて来ました。

008010011 11秒2-11秒2とギアチェンジ。1600m通過が1分33秒2。内からサトノアラジンが一瞬抜け出したか、のようにも見えましたが、エイシンヒカリが二枚腰を繰り出して応戦。結局、クビ差振り切ってエイシンヒカリに軍配。

外から直線追い込んで来たディサイファがクビ差で3着。さらにフルーキーがラスト34秒0で追い上げましたが、上位2頭を脅かす脚には見えませんでした。

東京の良馬場で注目していた休養明けのペルーサが6着。外から伸びて来ましたが以前のゴール前の迫力は感じられませんでした。

騎乗した内田博騎手は「いい頃の沈むような走りがなかった。これは休養明けだったのか、あるいは年齢的なものか、判断できないけど、これを使って良くなってくれるといいね」と、次走に期待をつないでいました。

いずれにしても、8戦7勝のエイシンヒカリ。都大路Sでは前半の4ハロンを46秒9で飛ばし、後半の4ハロンも46秒9。まるでコンピューターでも入っているかのようなタイプ。かつて、トーヨーアサヒという逃げ馬がいました。コンピューターが入っているようだとも言われた馬です。

012 先日、岡部元ジョッキーにエイシンヒカリについて尋ねたときに、関屋記念を2連覇したマグナーテン(岡部騎乗)のようなタイプに似ているかも、と答えてくれました。中距離路線の頂点、秋の天皇賞が楽しみです。