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Archive for 2018年11月15日

モレイラJ絶妙の騎乗で初GI制覇の快挙!!

      秋の女王決定戦は3番人気に推されたリスグラシューが、モレイラ騎手の絶妙の騎乗で人馬ともに初GI制覇となりました。

中団の外で末脚を温存したリスグラシュー。4コーナーでインに入り、そこから上手く前の馬を捌き、スルリと外に出せたモレイラ・リスグラシュー。ゴール前でキッチリと差し切って栄冠をゲットしました。

主導権を取ったのがスンナリとクロコスミア。内から懸命にしごいてプリメラアスールが2番手。そこへ大外からミスパンテールが進出。直後にカンタービレ、内に1番人気のモズカッチャンと、外に並んだノームコア(2番人気)がお互いを牽制。

フロンティアクイーンの直後にレッドジェノヴァ、外に並んだリスグラシューと、コルコバード。後方にはアドマイヤリード、ワンブレスアウェイ。最後方にスマートレイアー。 前半の半マイルが49秒1、1000m通過は61秒4。明らかに先手を取って一人旅に持ち込んだクロコスミアのペース。一向にペースが上がらず、加えて2番手以下が2、3馬身くらい離れ気味。

そして、ハロン11秒台にアップしたのが4コーナーから。単騎で離し気味逃げたクロコスミアを追ってミスパンテール以下が一団となってきました。外からノームコアが進出態勢。インにモズカッチャン、外にカンタービレが前を追います。その背後にレッドジェノヴァ、外にはフロンティアクイーン。すぐ後ろにリスグラシュー、外にコルコバード。

息を入れながらマイペースに持ち込んだクロコスミアがラストスパート。ミスパンテールは脱落。ノームコア、カンタービレ。そしてモズカッチャンが、しぶとく食い下がっています。

そのときインから間を縫って外に出せたリスグラシュー。ここから猛然と前を追います。一時はクロコスミアの逃げ切りか、とも思えたのですが、モレイラ騎手とリスグラシューが一丸となってグングン加速。その勢いでゴール寸前クロコスミアを捉えました。ラスト3ハロンが最速の33秒8。昨年と同じく再びクビ差でクロコスミアが2着。

前の2頭から3馬身離れてモズカッチャンが3着。私の◎レッドジェノヴァがクビ差届かず4着。直線インでスムーズを欠いたことが最後まで応えた印象でした。

ノームコアがクビ差で5着。これはキャリアの浅い3歳馬。結局、キャリアの差が大きかったように思います。6着がカンタービレで決め手の勝負に敗れた印象。8歳馬スマートレイアーは9着でした。

JRA初のJBC(G1)3連発に興奮!!

      今季、注目のG1「JBCクラシック」、「JBCスプリント」「JBCレディスクラシック」の3連発。初めてのJRA開催。

まずメインの「JBCクラシック」は、結果的には本命サイドの決着となりました。 1番人気に推されたGI連勝中のルメール騎手が手綱を取ったサンライズソアが一気に主導権。その直後に内から懸命に追うシュテルングランツ、その外にテーオーエナジー、テイエムジンソクが並んで追走。中団に内からセンチュリオン、外に3番人気のケイティブレイブ。その後ろにアスカノロマン、2番人気のオメガパフューム。後方にはアポロケンタッキー、サウンドトゥルー。最後方にポツンと私の◎ノンコノユメ。

ハロン11秒台、12秒台。緩みないペースで流れて行きます。そして3コーナーのところで、外からテイエムジンソクが動いて、逃げるサンライズソアに並びかけて先頭に立ちかけます。ところが、4コーナーをまわると、再びサンライズソアが内から先頭を奪取。ここでテーオーエナジーと、テイエムジンソクがギブアップ。

好位に上がったマイネルバサラの外からケイティブレイブが進出。その後ろからオールブランシュ、真後ろにオメガパフューム。ノンコノユメは最後方です。

直線内から再びサンライズソアが先頭に立ちゴールを目指します。そしてこれをマークしていたケイティブレイブが急追。その後からオメガパフューム。ノンコノユメは後方で一番外をまわります。

先頭のサンライズソアに並びかけたケイティブレイブ。そしてグイと先頭に立つと、外からオメガパフュームがグーンと肉迫。そして大外からグングンと鋭く迫るノンコノユメ。

ケイティブレイブがそのまま辛くも押し切って優勝。半馬身近くまで詰め寄ったオメガパフュームが2着。ノンコノユメも詰め寄ったのですが、懸命に頑張ったサンライズソアが3着。半馬身差でノンコノユメ。サウンドトゥルーも追い上げたのですが5着。アスカノロマンが6着。質、量で上回ったJRA組が独占。ハイペースの展開で実績上位の人気馬同士の決着。本命サイドとなりました。 また、珍しいことに各年代の馬たちが上位から並びました。ちなみに5→3→4→6→8→7歳。初めて見る結果です。

来年は、また地方競馬サイドに戻りますが、しばらくJRA側に定着してもいいかなと、語るファンもいました。