その日は、いきなり度肝を抜かれました。JR南船橋駅を降り、ららぽーとを左に見て、そこが船橋競馬場。そこで、いきなり目に飛び込んできたのが、壁一面にビッシリ貼ってある見慣れたポスター。そうなんです、私の顔写真がドドド~ンと、いたるところに貼ってあるのです。これには、さすがに少しのことでは動じない私もビックリ仰天。
もちろん、船橋競馬場の中でもスタンドの中、外を問わず私の顔、顔、顔・・。なんとなく間近に迫った千葉県知事選挙の立候補者の様相。この日のメイン第54回「ダイオライト記念」よりも大きな扱いに、なんとも恐縮恐縮の心境。
イベントが午後2時近くから始まり、最近流行のトラックを利用した仮設イベントステージに登場。お相手はご存知、荘司典子さん。これまで も何度かイベントをこなしてきているので、呼吸はバッチリ。
ただ、この日のイベント、ミニスカギャルの「あの~、今走った馬は、今日また後で走りますよね」
「ん??」
荘司さんと、思わず目を見つめ合いました。競馬をあまり知らないギャルの知識とは、そんなものかも知りません。
トークショーは穴党とはいえ、さすがの私も「フリオーソは別格。まず負けないと思います。さすがの穴党の私もこの馬にはお手上げです。それでも、フリオーソが負けると思う方は挙手で!」というと、ポツンポツンと手が上がりました。やはり、どこの競馬場でも徹底穴、疑い深いという方はいるものですね。
この1階でのトークショーが終わって、今度はスタンド5階の特別観覧席に移動。こちら は、一番前の方がもう目の前、至近距離に着席しているものですから、気持ち的には家族団らん、親しい人と競馬談義をしているかのような印象。この特別観覧席はコースが良く見えて、何となくアットホームな感じで、独特の殺伐としたイメージがありません。船橋競馬場に行かれたら、是非とも特別観覧席はオススメですよ。
特別観覧席での2回目のトークショーも、ニギニギしく笑顔の中で終了。さあ、このあとは、1階のあのイベントスペースに戻って、競馬グッズのプレゼント。
抽選箱から取り出したペーパーを「はい、今日、時計を持ってきている方、スニーカーを履いておられる方、ショルダーバッグを持たれている方、女性の方・・・」と、私と荘司さんが高らかに読み上げて、まあ、ユニークなプレゼントタイムは無事終了。
イベント終了後は、ダイオライト記念のパドックへ。二人引きで、ひと際光り輝く1番人気フリオーソ。JRAのマイネルアワグラス、サカラート、ロールオブザダイス、コウエイノホシが、フリオーソの前では霞んで見えます。
さてさて、結果は単騎で楽々逃げられたフリオーソの独壇場。余力十分の4馬身差。「捉まっていれば勝てるからと、先生に言われましたが本当でしたね」と、今売り出し中の戸崎騎手。
JRAが2着マイネルアワグラス、3着ロールオブザダイス、4着サカラート。1・2・3番人気で決着。しごく順当な結果の3連単は890円。私を含めた穴党ファンの溜息しか聞こえませんでした。
最終レース後、検量室横で、最終レースを終えた石崎駿騎手とばったり。つかの間でしたが、元気そうな顔にホッとする私。
競馬にショッピング。二つ楽しめる船橋競馬場とららぽーと。春のデートスポット、家族連れにはピッタリかも知れませんね。
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恥ずかしながら突如!船橋競馬場にあのポスターが至るところに登場し、本人もビックリのダイオライト記念!!
ああ惜しい・・! 大外セイクリッドバレー 最速のラスト34秒4!!
単勝2・3倍、圧倒的な人気に支持されたアンライバルド。皐月賞トライアル「スプリングS」は、朝日杯FS2着のフィフスペトルを向うにまわし、大きく注目されました。3戦2勝、前走の若駒Sで一気に突き抜けて余裕のゴール。役者の違い、器の違いを見せつけたのでした。
なるほど、レースでも中団で手応えは抜群。直線外から仕掛けると、一つ次元の違う勢いで、楽々抜け出し快勝。半馬身差でしたが着差以上の強さ。さすが1番人気。モノが違いました。皐月賞では同じ父のネオユニヴァースを持つ、王者ロジユニヴァースとの対決が楽しみです。
当初、私は前で対応できて、勢いのあるレッドスパーダに期待していたのですが、重馬場と、調教で迫力の動きを見せたセイクリッドバレー◎を移動。賞金的にも3着以内に入らないと、皐月賞出走は期待薄。全力投球で臨んでくるはず。中山の葉牡丹賞では皐月賞有力候補といわれたトーセンジョーダンの2着の実績。水仙賞を快勝し勢いもあり、中山の適性もバッチリ。重馬場も水仙賞から問題なしと見て大抜擢。
結果はレッドスパーダが前半62秒6という超スロー。その2番手で流れに乗るという理想的な展開で踏ん張り2着。私の11番人気セイクリッドバレーは、後方で終始外々と回る厳しい展開。この超スローの展開で最悪の位置取りとコース取り。しかも、先行馬に有利な内回りコース。状況が悪すぎました。それでも、直線大外から力強い伸び脚で、優勝したアンライバルドに0秒3差まで迫って見せたのです。その差0秒3差。ラスト3ハロンはメンバー中最速の34秒4。もう少し枠順が内枠だったら、2着はかなり際どかったはずです。賞金的に皐月賞出走もほぼ絶望。本当に悔しい一戦でした。
また、ゴール前で馬込みを掻き分けて鋭く伸びてきたサンカルロが4着。混戦に強そうな勝負強さを、大きくアピール。道悪も巧み。現在の賞金が1,350万。1、2頭の枠に抽選になるのかも知れません。
今週の土曜日、阪神では「毎日杯」が行われますが、皐月賞の最有力候補と目されているアプレザンレーヴが出走予定。2勝馬なので1、2着に入り賞金を加えないと皐月賞出走は不可能。これまでの2勝が圧倒的な強さで余裕の独走。どんなレースをするのか目を離せないところです。弥生賞のロジユニヴァースに、スプリングSのアンライバルド。是非とも対決を見たいものです。