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Archive for 2012年6月29日

今年も新たな年輪を重ねられたことに感謝です!

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 先日の6月21日、新たな年齢を加えることができました。あの東日本大震災から1年3ヶ月。被災地は今年もかつての青々とした田園を見ることができません。
 そして残念ですが、まだ多くの行方不明者がいます。姿無き友人、知人のことを、ふっと考えると胸が痛くなります。
 先月30日、野田首相が渡米したおり、日本大使公邸にある米国人のご家族を招待しました。
 大津波で亡くなった宮城県石巻市在住の女性の英語教師テイラー・アンダーソンさんのご家族でした。アンダーソンさんは津波が押し寄せてきたときも、周囲の人たちを救出すべく奔走し、ご自身も無念ながら津波に巻き込まれてしまったのです。
 米国に残されたアンダーソンさんのご家族は、悲しみに打ちひしがれながらも、それでも東日本の被災地にために、募金、支援を米国で熱心に活動。私はテイラー・アンダーソンのご両親、ご兄弟のお気持ちを察すると涙が止まりませんでした。野田首相が招待して、ご家族にお礼伝えたのも当然のことだと思います。

 先日、中学の友人たちと会食。お互い健康が一番ということで落ち着いたのですが、それぞれ年輪という深みが、顔全体に出ていて年月の早さを痛感することになりました。
 そこで、私も一念発起して、身体を鍛えるべく自転車を引っ張り出し、遠出に向ってペダルを踏んでいました。
 いくつかの市を経て荒川沿いの土手をスイスイ。川風を受けながら、緑の風景。河川敷のサッカーグランドでボールを蹴る子供たち。その近くでは野球の白球を無心で追いかける中学生。初夏の風景画は素敵です。
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 浦和市に入ると、また市民の癒しの場、憩いの場所ともいうべき別所沼の風景に心を吸い込まれました。紫陽花が咲いている湖畔で、ベンチに腰を下ろしくつろぐ老夫婦。ジョギングを楽しむ若いカップル。すべてが美しい絵葉書きのようでした。
No3_1  別所沼から浦和駅傍の県庁を抜けて浦和競馬場まで足をのばしましたが、喧騒の雑踏の中、それを味わうようにゆっくりとペダルを踏むことも、なにか違った空間を探訪しているようで、新発見したような気分になりました。
No4_1  帰宅途中で年齢を重ねた我が自転車には遠出がきつかったせいか、自転車のタイヤがパンク。這う這うの体で自転車を牽きながら我が家にたどり着いたときには、すでに日はとっぷり暮れていました。

 誕生日のメールを送って頂いた皆さん、お手紙、プレゼントを贈って頂いた皆さんに心から感謝を申し上げます。

悪夢の天皇賞から奇跡的復活!王者の雄叫びが聞こえたか!!

No1_6  今回の宝塚記念を解く上で、もっとも重要だったのがオルフェーヴルの評価。圧倒的な支持を受けながら、阪神大賞典のアクシデントのような敗退。雪辱を期した天皇賞での衝撃的な大凡走。それでもファン投票では第1位。本番の宝塚記念も当然ながら1番人気。ところが、過去1倍台の評価が今回の宝塚記念は3・2倍。天皇賞で支持したファン3人のうち2人が、不安感から他馬に乗り換えたのでした。
 天皇賞で池江師、池添騎手が口を揃えて阪神大賞典よりも数段良くなっているといいながら不可解な凡走に、今回は良くなっていると言いつつも天皇賞の結果があってか半信半疑。あるスポーツ紙も調教が今ひとつだったことをアピール。それぞれの予想家も総体的にオルフェーヴルを推す声は少なかったようでした。
 私はオルフェーヴルの体調は問題ないと判断、ただし、阪神大賞典のトラブルが彼自身に与えたプレッシャーは少なくない。メンタル面で再び戦闘モードに戻っているかどうかが大きな課題だろう、と考えました。それには池添騎手というよりも、今回だけは別の騎手にすべきかも知れない、今後の彼のためにもということを思いました。
No2 No3_2
 今回はネコパンチが大逃げ作戦をアピール。ただし、2200mという距離から考えてこれまでのような楽な逃げは無理だと判断。鳴尾記念で失敗したアーネストリーが昨年同様に本来の先行力にこだわって出てくることは目に見えていたので、ビートブラックやホエールキャプチャ、トゥザグローリーも同様に先行策に出て来るはず。で、差し追い込みには願ってもない展開になると考えました。
No4 No5
 実際、楽に主導権を取れなかったネコパンチが、しごいてステッキを入れながら主導権。ビートブラック、アーネストリー、マウントシャスタが追う展開。そのとき何を考えたかスマイルジャックがこれまでとは一転した先行策。2番手で追いかける形。中団の前方のインに抜群の手応えでルーラーシップ。その後ろにエイシンフラッシュがいて、その後ろにトゥザグローリーとオルフェーヴル。そのオルフェーヴルは前に馬を置いて折り合いに専念している様子。それを目標にフェデラリスト。後方に直線一気のウインバリアシオン、ショウナンマイティと続く展開。
 2番手以下を離し気味に大逃げを打ったネコパンチ。懸命について行こうとするスマイルジャック。離れた3番手にビートブラック、アーネストリー、マウントシャスタが続きます。
No6 No7
 前半の半マイルが46秒2、1000m通過は58秒4。良馬場発表とはいえ、やや力を要する馬場。先行2頭にとっては、やや玉砕的なペース。そのため4角手前ではすでにギブアップ状態。最内を通ってマウントシャスタが接近。4角先頭のアーネストリーはほとんどお釣りがないような状態。そのとき馬込みを縫って内目からオルフェーヴル。忘れかけていた強烈な伸び脚で、内のマウントシャスタを捉えると、力強くゴールへまっしぐら。馬場のいい直線外に出したルーラーシップもグングン接近したのですが、オルフェーヴルを捉えるには及ばず2着。
 3着にはウインバリアシオン目がけて馬場中央から鋭く伸びたショウナンマイティが、ゴール寸前でこれを捉えて3着。
No8 No9
 紙ふぶきの中を2馬身差の圧勝で優勝を決めたオルフェーヴル。鞍上の池添騎手は派手なガッポーズは封印。おそらく安堵感が全身を過ぎっていたのでしょうか。
 「メンコをはずしたことで行きっぷりが良くなっていました。一番強いのはこの馬だという自負があったし、実際、きゅう舎の皆さんが一生懸命仕上げて、この馬の本当の強さを、やっと見せることができました」と、感極まったように涙声で語る池添騎手。
 いずれにしても、王者オルフェーヴルが復活したことで今年の前半戦の幕を降ろしましたが、春の古馬戦線は波乱万丈のドラマだったことは間違いありませんでした。