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Archive for 2015年10月29日

アベコーちゃん、いいね、やろう!♪キタサン祭り♪と涙の菊花賞!!

005003  クラシック3冠目、第76回目の「菊花賞」は、好天の京都競馬場で精鋭18頭を迎えて行われました。 今年は皐月賞、ダービーを制した2冠馬ドゥラメンテが不在。そんな中、神戸新聞杯で彗星のように現れた大器リアファルが1番人気。これに神戸新聞杯で2着だったリアルスティールが春の既成勢力の代表として2番人気。これにダービー2着のサトノラーゼン、新進スティーグリッツと続きました。

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神戸新聞杯を逃げ切ったリアファルが17番枠。先行スピリッツミノルがその外の18番枠。それなら内からミュゼエイリアンが主導権を取るのか、など考えていたらリアファルの外からスピリッツミノルが捨て身で果敢に飛ばします。2ハロン目が11秒1というペースを踏みます。スピリッツミノルがグングン逃げ脚を伸ばします。仕方なくリアファルのルメール騎手が懸命に手綱を絞り2番手をキープ。

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レッドソロモン、ミュゼエイリアンが少し離れたところで3番手争い。そこからまた離れて内ピッタリにキタサンブラック。真後ろにリアルスティール。その直後のインに好スタートのサトノラーゼン。これをピタリとタンタアレグリア。中団の後方にはマッサビエルで、その後ろにはブライトエンブレムが追走。

前半の3ハロンが35秒4。昨年が37秒0、その前が37秒2、3年前のゴールドシップが勝ったときが37秒1。明らかにオーバーペースの入りでした。そして1000m通過が60秒2。飛ばしたスピリッツミノルがここでペースダウン。ようやく13秒台に落とします。そこへリアファルが接近。ミュゼエイリアンが3番手。キタサンブラックがピタッと折り合いがついて内ラチ沿い。その直後にリアルスティール、アルバートドックが続き、サトノラーゼンとタンタアレグリアが並んで追走。

011 動きがあったのは京都名物の坂、3コーナー付近でした。一気にミュゼエイリアンが仕掛けて先頭。これに外からタガノエスプレッソ、アルバートドックがスパート。リアファルとスピリッツミノルがそのあとに下がります。内からリアルスティールとタンタアレグリア、その外へマッサビエル。キタサンブラックとベルーフが中団。サトノラーゼンがまだ動きません。 ここから12秒1-12秒0-11秒9-11秒6にアップ。

016 そして4コーナーで逃げるミュゼエイリアンにリアファルが迫って来ました。リアルスティールが直後に迫ります。そのとき最内に進路を取ったのがキタサンブラック。それに続こうとタンタアレグリア、続くサトノラーゼン。そしてゴール前で先頭に立ったリアファルを内から力強くキタサンブラックが捉えます。そしてリアファルの外からリアルスティールが猛然と肉薄。 キタサンブラックが待望のGI、念願のクラシック制覇。クビ差でリアルスティール。半馬身差でリアファル。タンタアレグリア、サトノラーゼンと続きました。

017 優勝したキタサンブラックの父はディープインパクトの兄のブラックタイド。初のGI優勝となりました。また、サブちゃんこと北島三郎さんはオーナーとして、初めてのクラシック制覇で、GI初優勝でした。また清水久詞調教師も初のGI優勝。一方で北村宏騎手も初めての3歳クラシック制覇。初めてづくしの菊花賞の感動のドラマでした。 思えば、1984年、セントライト記念で圧倒的支持を受けて優勝したシンボリルドルフが、見事に菊花賞も制し3冠を達成。あれから31年の月日が流れました。

001 感極まって熱い涙が流れる中、替え歌で「祭り」をアカペラで披露する北島三郎さん。 「北島さん、皐月賞、ダービーで優勝したら「祭り」を、やりましょうよ」と、喜びに沸くスプリングステークスの表彰で北島さんに進言。 「アベコーちゃん、いいね!やろう!」と、ニコニコ顔で答えてくれたサブちゃん。あれから7ヵ月の月日が流れていきました。

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これは予想外!驚きの展開に◎クイーンズリングが猛追!!

009 牝馬3冠目の「秋華賞」。直前のローズSで出遅れながら直線大外から追い込んで2着だったオークス馬、ミッキークイーンが今回も主役の1番人気。

ミッキークイーンの浜中騎手にとっては、圧倒的な支持を受けたローズSで、出遅れて2着に敗れたことから、今回は大外18番枠を引いたこともあって、大きなプレッシャーを感じていたと言います。

戦前、私は先行ノットフォーマルが16番枠を引いたことから、レッゴードンキが主導権を取って、比較的落ち着いた流れに持ち込むに違いない。ローズSで5着だったクイーンズリングが、再び好位で流れに乗り、ひと叩きした変わり身を、成長力を見せてくれるはずだ、と考えていました。

ところが、GIレースというのは、フタを開けて見るまでわからないものです。何故かレッゴードンキが主導権を主張しに行きません。ホワイトエレガンスがじんわりと先頭に立つ中で、それならと言うことからかノットフォーマルが外から一気に先頭を奪って、快調に飛ばします。何故か抑えが利かないという印象で、ぐんぐん飛ばし2番手以下を離し気味に逃げます。これでレースが一変しました。

前半3Fが33秒8、半マイルを45秒4、1000m通過が57秒4。まさに息をも入らない展開となりました。

2コーナーにかかると離された2番手にホワイトエレガンス。また離れてテンダリーヴォイス。そこへ我慢できないとばかりにレッツゴードンキが浮上。岩田騎手がガッシリと手綱を握り締めたまま3番手に進出してきました。

マキシマムドパリが中団の前に位置し、内からココロノアイ、外には仕掛けてミッキークイーン。直後にピッタリとトーセンビクトリー。その外に並んでアスカビレン。そしてインを通るディープジュエリーの真後ろに私の◎クイーンズリング。もう少し前に位置するはずが、流れが速かったせいか置かれた形。最後方にアンドリエッテと、2番人気、ローズS優勝のタッチングスピーチ。

3コーナーの勝負どころ。坂の辺りでレッゴードンキが2番手のホワイトエレガンスに並びかけて行きます。5番手に進出したマキシマムドパリ。中団にはココロノアイと並んでミッキークイーン。その直後にトーセンビクトリーがガッチリとマーク。外には仕掛けてアンドリエッテが進出。後ろに内からクイーンズリングとアースライズが併走。タッチングスピーチはまだ最後方。

さあ、最終4コーナー。ノットフォーマル、ホワイトエレガンス、レッゴードンキに外から並んだマキシマムドパリ。その後がココロノアイとミッキークイーン。仕掛けたアンドリエッテが迫って来ました。トーセンビクトリーが少しモタついています。外にアスカビレン。その後に内からクイーンズリング、外にアースライズ。タッチングスピーチも外をまわって出撃態勢。

001 003 ノットフォーマルがホワイトエレガンスに並ばれるとギブアップ。直後の内にいたレッツゴードンキが前に出て行きません。前に行く脚がないような印象。そのときすぐ後ろいたミッキークイーンが内のココロノアイ、外のシングウィズジョイとともに浮上。ここでミッキークイーンは外に進路をとらず、馬込みの中に突入していきます。前がカベになる恐れがあるぞ、と考えたもののまわりの馬をかき分けるように、グイと割って出てきました。中団のアンドリエッテも上昇。一方、トーセンビクトリーはローズSのような脚が使えず置いて行かれます。

004 013 そこへ内から外に進路を出したクイーンズリングにエンジンがかかりました。最後方のタッチングスピーチは前のアースライズが外に出たので、その煽りで大外に振られるような形。

ゴール前でマキシマムドパリを捉えたミッキークイーンが先頭に立ちます。これを目がけて外から猛然とクイーンズリング。ぐいぐい詰め寄りましたが、ああ、ゴール板が目前。

010 006 結局、クビ差届かず惜しい2着。そして懸命に粘ったマキシマムドパリが、外から迫ったアンドリエッテをクビ差振り切り3着。 2番人気のタッチングスピーチが6着で、3番人気のレッツゴードンキは直線流し気味にブービーの17着。4番人気のトーセンビクトリーが8着。

勝ちタイムが1分56秒9。秋華賞レコード。コースレコードに0秒1差。まさに高速決着でした。

優勝したミッキークイーンはオークスに続くGI連勝。騎乗した浜中騎手は昨年のショウナンパンドラに続く秋華賞連覇。

直線で外に出していると、ひょっとしてクイーンズリングに差し込まれていた可能性があります。それゆえ馬込みに突入した戦法が成功だったようです。

ただ、ローズS、秋華賞ともに高速決着。次に控えるエリザベス女王杯は、その反動が気がかりとなりました。

また、桜花賞馬レッゴードンキは、ギブアップ状態で直線は流しているようにも見えました。残念です。

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