fbpx

Archive for 2015年10月15日

天皇賞へ力強い布石!エイシンヒカリ東京一人旅!!

1番人気エイシンヒカリが期待に応えて「毎日王冠」を、堂々と逃げ切り勝ちを決めました。

秋の天皇賞の前哨戦、「毎日王冠」は良馬場の東京競馬場で、注目の強豪が勢ぞろい。一昨年、5番人気のクラレントが3着に逃げ粘り、昨年は主導権を取った11番人気のサンレイレーザーがクビ差2着。先手を取った馬が開幕週の馬場を利して粘り抜く、いわゆるスローの前残り、ということもここ2年の毎日王冠の結果が出ていました。

今年はエイシンヒカリが典型的な逃げタイプ。他にリアルインパクト、クラレント、グランデッツァなどが先行タイプですが、折り合えることもあって、エイシンヒカリに喧嘩を売ってまで競ることは考えづらいことでした。

そのことはファンの方もご存知。13番枠にもかかわらず1番人気に支持されたエイシンヒカリ。そのことを意気に感じたのか、抜群のスタートを決めて、労せずして外から先頭に立ちかけます。

004 一方、3歳馬アンビシャスが出遅れて最後方に置かれる結果的に致命的不利。またクラレントも出負けして後方。リアルインパクトもジックリ戦法。こなると、主導権を取ったエイシンヒカリの一人旅。前半3ハロンを35秒9、半マイルが47秒9、翌日ツクバアスナロが優勝した500万クラスの35秒6-47秒4よりも遅いペース。

遅いペースを読んだ横山典騎手の追い込みヴァンセンヌが、内のグランデッツァと並んで2番手。その直後にイスラボニータ、内にはディサイファ。この位置にはダノンシャークが展開。中団にトーセンスターダムと外にリアルインパクト。後方にクラレント、最後方にはスピルバーグがいて、ポツンとアンビシャスが追走。

  001

1000m通過が59秒9、やはり前記の500万よりも遅い流れ。ここから単騎一人旅のエイシンヒカリが11秒台にギアチェンジ。直線も抜群の手応えで進むエイシンヒカリを、グランデッツァ、ヴァンセンヌ、リアルインパクトが2番手から前を追います。ピッタリとディサイファとイスラボニータが追走。ダノンシャークが続きます。最後方には変わらずスピルバーグ、外にアンビシャス。

003 快調に飛ばすエイシンヒカリ。直後の2番手グループは逆に脚色が鈍くなってきました。そこをイスラボニータがスパート。エイシンヒカリを追います。それでもエイシンヒカリの脚色は衰えずゴールを目指します。外からディサイファがグイグイと伸びて来ました。

002 005006007 後方グループは上りの速い決着で際立った脚で迫って来る馬が見当たりません。アンビシャスが直線一番外から前を追いますが、ラスト33秒0の最速を駆使してもダメ。

まさに影をも踏まさぬエイシンヒカリが、ラスト34秒0の再加速でディサイファ、イスラボニータを振り切り、むしろ余力を見せてゴールイン。これで3連勝。

ディサイファがイスラボニータをクビ差捉えて2着。アンビシャスが6着で、ヴァンセンヌが失速して9着。その後ろには昨秋の天皇賞馬スピルバーグで10着。

来る天皇賞に向けて力強い第一歩を踏み出したエイシンヒカリ。本番でも顔ぶれからおそらく競り込んで来るような馬が見当たらず、またまた一人旅の様相です。

京都大賞典を制したラブリーデイとの対決となるのでしょうか。ともに前哨戦が1番人気で優勝。

ひと叩きしたイスラボニータ、サウンズオブアース(賞金的に微妙)、スピルバーグ、アンビシャスの巻き返しはあるのか、目を離せない天皇賞戦線となりました。

008 009

勝浦特別よりも遅いタイムにGIスプリンターズSとは何ぞや!!

007 010 まさかまさかの事態でした。本年度スプリント路線の頂上決戦!ともいうべきGI「スプリンターズS」が、秋晴れの中山競馬場で行われました。

優勝したのは1番人気に支持されたストレイトガール。直前のセントウルSは外から一息伸びを欠いて4着。とはいえ勝ち馬と同タイムでゴールイン。1度使われたここは巻き返して来る!という見方が、ファンの共通した思いだったようです。

2番人気がスプリント重賞2連勝中のベルカント。おそらく、このベルカントを目標と、ストレイトガール陣営は考えていたと思われます。

また久しぶりのミッキーアイルも高松宮記念と同様に、前に出てハクサンムーン、アクティブミノルの直後で展開しよう、という思いが浜中騎手の脳裏にはあったはずです。

「やはり、この馬は逃げたほうがいい。持ち味がフルに生きる。だから今回はどうしても行かせる」ハクサンムーンのサイドは強く断言。

ハクサンムーンの逃げ宣言にアクティブミノルの藤岡康騎手は、張り合う勇気もなく、それじゃ2番手でもいい。ハクサンムーンの直後で脚を残してやろう、そういう作戦で臨んだようです。

  スタートと同時にポンと好発を決めたミッキーアイル。主導権を主張することはなく、アクティブミノルが楽に主導権。内からベルカント。そこを二の足がつかなかったハクサンムーンが、ここはどうしても行きたいとばかりに、アクティブミノルの内からシゴいてシゴいて先頭。

予定通りサッと2番手に控えたアクティブミノル。そしてミッキーアイルを離し気味にスイスイとハクサンムーンは行きます。

これについって行ってはまずい、とばかりに先行各馬はハクサンムーンを度外視。そのポジションで脚を温存。ベルカントはガッチリと好位の内。外にはかかり気味のミッキーアイル。ベルカントの背後に内々を走るサクラゴスペル。外をいつもより早めにレッドオーヴァル。その後ろにはコパノリチャード。中団内々を香港の刺客リッチタペストリー。その左斜め後ろにストレイトガール。その外側をウリウリが虎視眈眈。その真後ろをウキヨノカゼが直線勝負に賭けます。

さて、注目の前半の3ハロンを34秒1。まさかまさかのペース。直前に行われた1000万の勝浦特別の33秒9よりも遅いペース。前日の2歳未勝利クラスが、なんと33秒8。GIスプリンターズSが未勝利クラスより遅い事件的ペースです。

001 この過去10年で一番遅いペースで進み、4コーナーではその手応えの良さから先行馬、あるいはその直後にいる馬で決着!と思われました。

直線内で頑張るハクサンムーン。その2番手から並びかけたアクティブミノル。外にはミッキーアイル。4番手内をベルカント。その直後には抜群の手応えのサクラゴスペル。その後ろにはストレイトガールが肉薄。後方から外をラストスパートに賭けるウリウリ。それを追うようにウキヨノカゼ進出。

002 ラスト200mでハクサンムーンを捉えたアクティブミノル。それをミッキーアイルが捉えて先頭に立ちかけます。待っていたかのようにサクラゴスペルがバリバリとエンジン全開。ベルカントはここで脱落。サクラゴスペルの後ろからストレイトガールが猛然とスパート。これには外のウリウリもついて行けません。大外からウキヨノカゼが強烈な末脚で肉薄。ゴール前のもの凄い叩き合い。

結局、ゴール寸前で先頭に立ったストレイトガールが見事に優勝。今年はヴィクトリアマイルに続きGI2勝目。2着は最高のポジションで、ロスなくまわって来たサクラゴスペル。大外一気に追い込みをかけたウキヨノカゼが届かず3着。ミッキーアイル、ウリウリが際どい4、5着。直線失速したベルカントは13着。急坂の中山は3番人気だった朝日杯FSでも凡退。どうも中山は鬼門のようです。

003004 005 それにしても、勝ち時計が1分8秒1。直前の勝浦特別のキャレモンショコラが1分8秒0。スピード決着を楽しみにしていたファンにとっては、あまりにも平凡なタイム決着となってしまいました。

 008009